危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問190

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問題

危険物 乙4の過去問/予想問題 問190 (訂正依頼・報告はこちら)

メタノール、エタノール、2-プロパノールに共通する性状として、誤っているものはどれか。
  • 炎は、青白く見えにくい場合があるので、注意が必要である。
  • 比重は水より小さい。沸点は水より低い。
  • 水、エーテルに溶け、液温30℃で炎を近づけると引火する。
  • -100℃で液体である。燃焼範囲の上限値は30vol%以下である。
  • 常温(20℃)では、特有の芳香を有する無色透明の液体である。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は4番です。

1番:正しい
これらは燃焼において、すぐに完全燃焼しやすいため、炎の色が薄く見えにくい場合が多いです。

2番:正しい
メタノール、エタノール、2-プロパノールの比重はそれぞれ、0.8、0.8、0.79であり、比重が1の水より軽く、沸点はそれぞれ、65℃、78℃、83℃であり、100℃の水の沸点より低いです。

3番:正しい
これらのアルコール類は、水溶性液体であり水に溶けます。またいずれもジエチルエーテルなどのエーテルに溶けます。また、メタノール、エタノール、2-プロパノールの引火点は11℃、13℃、12℃であり、30℃においては引火します。

4番:誤り
メタノール、エタノール、2-プロパノールの融点は-94℃、-112.8℃、-89.5℃であり、-100℃ではメタノールと2-プロパノールは固体です。また、それぞれの燃焼範囲は、6.0~36.0%、3.3~19.0%、2.0~12.7%であり、メタノールの上限が30vol%を超えます。

5番:正しい
第4類の危険物は常温常圧(1気圧、20℃)で液体の引火性液体であるものと定められているので、第4類危険物に属するこれらはすべて常温では液体です。また、アルコール類はすべて特有の芳香のある無色透明の液体です。

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02

アルコール類の融点を覚える必要はありません。4以外は正しいので、消去法により、4が誤っていることがわかります。

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03

正解は 4 です。

2-プロパノールの融点は -89.5℃なので、-100℃では固体です。メタノールの燃焼範囲の上限値は36vol%です。

1:正しい
メタノール、エタノール、2-プロパノールの炎は青白く見えにくい場合があります。

2:正しい
メタノール、エタノール、2-プロパノールの比重は水より小さくて、沸点は水より低いです。メタノールの比重は0.8、エタノールの比重は0.8、2-プロパノールの比重は0.79であり、比重が1の水より軽いです。メタノールの沸点は65℃、エタノールの沸点は78℃、2-プロパノールの沸点は83℃であり、沸点が100℃の水より低いです。

3:正しい
メタノール、エタノール、2-プロパノールは水、エーテルに溶けて、液温30℃で炎を近づけると引火します。メタノールの引火点は11℃、エタノールの引火点は13℃、2-プロパノールの引火点は12℃であり、液温が30℃では引火します。

4:誤り
2-プロパノールの融点は -89.5℃なので、-100℃では固体です。メタノールの燃焼範囲の上限値は36vol%です。メタノールの燃焼範囲は6.0~36.0vol%、エタノールの燃焼範囲は3.3~19.0vol%、2-プロパノールの燃焼範囲は2.0~12.7vol%です。

5:正しい
メタノール、エタノール、2-プロパノールは常温(20℃)では、特有の芳香を有する無色透明の液体です。

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04

消去法で解答できるでしょう。

2-プロパノールは−100℃では固体で、メタノールの燃焼上限界は36vol%です。

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