危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問189
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
危険物 乙4の過去問/予想問題 問189 (訂正依頼・報告はこちら)
第4類の危険物に対する消火の方法について誤っているものはどれか
- 粉末消火剤は、燃焼抑制作用による消火ができる。
- 泡消火剤は、窒息作用による消火が期待できる。
- 水による冷却作用での消火が最適である。
- 二酸化炭素は、窒息作用による消火が期待できる。
- 耐アルコール泡消火剤は、水溶性危険物の消火に適している。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (4件)
01
参考になった数97
この解説の修正を提案する
02
第4類危険物の消火方法として、水による消火は行いません。第4類危険物は水より軽いものが多いために、水をかけると火面が広がり危険なためです。
1:正しい
第4類危険物の消火方法として、粉末消火剤は燃焼抑制作用による消火ができます。
2:正しい
第4類危険物の消火方法として、泡消火剤は窒息作用による消火が期待できます。アルコールなどの水溶性液体は泡を溶かしますので、耐アルコール性の泡消火剤を使用します。
3:誤り
第4類危険物の消火方法として、水の冷却作用を利用した消火は行いません。第4類危険物は水より軽いものが多いために、水をかけると火面が広がり危険なためです。
4:正しい
第4類危険物の消火方法として、二酸化炭素は窒息作用による消火が期待できます。
5:正しい
第4類危険物の消火方法として、耐アルコール泡消火剤は水溶性危険物の消火に適しています。
参考になった数70
この解説の修正を提案する
03
1番:正しい
炭酸水素ナトリウム粉末や、りん酸アンモニウムなどの粉末消火剤は、窒息消火作用とともに、燃焼の継続を断つ燃焼抑制作用があります。窒息作用や抑制作用を利用した消火法は、第4類の危険物には有効な消火方法です。
2番:正しい
泡消火剤は、燃焼に必要な酸素を泡で遮断する層を作ることで窒息作用を利用して消火します。窒息作用による消火は第4類の危険物には有効な消火方法です。ただし、アルコールなどの水溶性液体は、泡を溶かしてしまうため、耐アルコール性泡消火剤を使用する必要があります。
3番:誤り
第4類危険物は水より軽いものが多く、水を用いた消火をすると水の上に広がったり、危険物が水蒸気爆発によって飛び散ってしまうため火災範囲を広げてしまいます。そのため、第4類危険物の消火には、水による冷却作用を利用した消火方法はとられません。ただし、強化液であれば噴霧にすることで抑制作用を利用して油火災に使用することができます。
4番:正しい
二酸化炭素は窒息効果があり、第4類の危険物には有効な消火方法です。
5番:正しい
対アルコール泡消火剤は、水溶性の危険物でも泡が溶けて消失しないように作られているため、窒息効果を利用した消火が期待できます。
参考になった数31
この解説の修正を提案する
04
液比重が1より小さい液体の火災に注水すると、火災の範囲を広げてしまいます。
水による消火は適しません。
参考になった数24
この解説の修正を提案する
前の問題(問188)へ
乙4問題一覧
次の問題(問190)へ