危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問262

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問題

危険物 乙4の過去問/予想問題 問262 (訂正依頼・報告はこちら)

熱に関する説明で、次のうち正しいものはどれか。
  • 純水を1℃高めるのに必要な熱量のことを、特に比熱という。
  • 比熱の小さい物質は温まりやすく冷めやすい。
  • 比熱に単位は無い。
  • 水の比熱は4J(g・K)である。
  • 純水1gを温度1Kだけ高めるのに必要な熱量を2calと定め、これを熱量の単位とすることもある。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。
各選択肢について補足事項とともに説明します。

1. × 比熱とは、1 gの物質を1 ℃高めるのに必要な熱量のことをいいます。
    純水に限らないので誤りです。

2. 〇 比熱が小さいということは、1 ℃高めるために熱量がそれほどいらない、
    つまり温まりやすいといえます。逆に考えれば、わずかな熱量を失うと
    1 ℃下がってしまうわけですから、冷めやすいともいえます。

3. × 比熱は(J/g・K)という単位を持ちます。
    K(ケルビン)というのは℃(度)とは温度を決める基準が異なりますが、
    刻みの幅は同じなので、「1 K高める」ことは「1 ℃高める」ことと同じです。
    また、混同しやすいですが比重には単位はありません。注意しましょう。

4. × 水の比熱はおよそ4.2 J/g・Kです。
   単位が異なるため誤りです。

5. × 「純水1gを温度1Kだけ高めるのに必要な熱量」、つまり水の比熱を意味しています。
    これは1 calと定義されています。上述の内容と併せて1 cal=4.2 Jです。

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02

1 .「比熱」とは1gの物質を1℃高めるのに必要な熱量のことをいいます。

2 . 比熱の小さい物質は温まりやすく冷めやすい。(正解)

3 . 比熱の単位は(J/g・K)です。

4 . 水の比熱は約4.2(J/g・K)です。

5. 純水1gを温度1Kだけ高めるのに必要な熱量は「1cal」で、熱量の単位として使われます。

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03

正解は2です。

1 . 誤りです。
純水1gを1℃高めるのに必要な熱量のことを、
特に比熱といいます。

2 . 正解です。
鉄の比熱は、0度で0.435J/(g・K)です。

3 . 誤りです。
比熱の単位は、J/(g・K)です。

4 . 誤りです。
0度の水の比熱は、4.217J/(g・K)です。

5 . 誤りです。
純水1gを温度1Kだけ高めるのに必要な熱量を
1calと定め、これを熱量の単位とすることもあります。

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