危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問282

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問題

危険物 乙4の過去問/予想問題 問282 (訂正依頼・報告はこちら)

法令上、市町村長等による、製造所等の設置許可の取り消しの理由に該当するものは、次の内どれか。
  • 危険物保安統括管理者を定めなければならない製造所等で、危険物保安統括管理者を定めていないとき。
  • 当該危険物を扱うことのできる危険物取扱者による危険物の取扱い、又は立ち合いなしでの危険物の取扱いが行われているとき。
  • 予防規程を定めなければならない製造所等で予防規程が定められていないとき。
  • 製造所等に勤務する危険物取扱者が、保安講習を受けていないとき。
  • 製造所等の位置、構造又は設備を無許可で変更したとき。

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この過去問の解説 (4件)

01

町村長等による製造所等の設置許可の取り消し理由に該当するのは
5 . 製造所等の位置、構造又は設備を無許可で変更したとき。
です。

他の選択肢は次の点に誤りがあります。
1 . 危険物保安統括管理者を定めていないときは「使用停止」となります。

2 . 所有免許外または無免許での危険物取り扱いは「消防法違反」となります。

3 . 予防規程を定めなければ市町村長等の「認可を受ける」ことができません。

4 . 受講義務のある危険物取扱者が保安講習を受けていない場合は「免状の返納命令」などを受ける場合があります。

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02

正解は5です。

消防法第十二条の二に、市町村長等が製造所等の設置許可の取り消しをできる理由について規定があります。
・ 許可を得ずに製造所等の位置、構造又は設備を変更したとき
・ 完成検査を受け、技術基準への適合が認められる前に使用したとき、
  又は仮使用の承認を受けないで使用したとき
・ 施設の位置、構造及び設備に係る措置命令に違反したとき
・ 屋外タンク貯蔵所又は移送取扱所において、規定の保安検査を受けていないとき
・ 定期点検の実施、記録の作成、保存を行っていなかったとき

各選択肢について補足事項とともに説明します。
1. × 危険物保安統括管理者が定められていないときは「使用停止」になります。

2. × 該当しない免状所有者の取り扱いや立会いなしでの取り扱いが行われているのは消防法に違反していますが、設置許可の取り消しの要件ではありません。

3. × 予防規程が必要な製造所などで定められていない場合は、認可を受けられません。

4. × 保安講習を受講していない場合は、免状を交付した都道府県知事から、返納を命じられる場合があります。
   
5. 〇 正しい内容です。許可を得ずに製造所等の位置、構造又は設備を変更した場合、市町村長等は設置許可を取り消すことができます。

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03

消防法第12条の2に、市町村長等による、製造所等
の設置許可の取り消しの理由が規定されています。

①許可を受けずに製造所等の位置、構造及び設備を
変更したとき。

②完成検査済証の交付前に使用したとき、又は仮使
用の承認を受ける前に、製造所等を使用したとき。

③位置、構造及び設備の修理、改造、又は移転の措
置命令に違反したとき。

④政令で定める屋外タンク貯蔵所又は移送取扱所
の、定められた保安検査を受けなかったとき。

⑤定期点検を実施していない、または定期点検の記
録、保存がされてないとき。

以上より、5 が正解です。

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04

1.使用停止命令にあたりますが、設置許可の取り消しには該当しません。

2.罰則規定が定められていますが、設置許可の取り消しには該当しません。

3.市町村長等による措置命令に含まれていますが、設置許可の取り消しには該当しません。

4.罰則規定が定められていますが、設置許可の取り消しには該当しません。

5.正解です。
設置許可の取り消しがされると、それ以後危険物施設を使用して、危険物を貯蔵・取扱いができなくなります。

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