理容師の過去問
第31回
皮膚科学 問26

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問題

第31回 理容師国家試験 皮膚科学 問26 (訂正依頼・報告はこちら)

皮膚の構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 皮膚は、上から表皮、皮下組織、真皮の3つの層からなる。
  • 表皮は、上から角質層、有棘層、顆粒層、透明層、基底層の5つの細胞層からなる。
  • 色素細胞(メラノサイト)は、皮膚の色素であるケラチンをつくる細胞である。
  • 真皮は、膠原線維がその大部分を占め、その間に弾性線維が混在している。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:4 正しいものを選ぶので他は誤りです。

1 皮膚は上から、表皮、真皮、皮下組織です。

2 表皮は上から、角質層、透明層、顆粒層、有棘層、基底層です。

3 ×「ケラチン」→「メラニン」

参考になった数3

02

正解は、4です。

1 皮膚は、上から表皮、真皮、皮下組織の3つの層からなります。

2 表皮は、上から角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4つの細胞層で出来ています。

3 色素細胞(メラノサイト)は、皮膚の色素であるメラニンをつくる細胞です。

4 真皮は、膠原線維がその大部分を占め、その間に弾性線維が混在しています。

参考になった数2

03

答えは4です。

【皮膚の構造】とは、
表皮、真皮、皮下組織の3つの層から出来ています。

【表皮】
・表面から、角質層、透明層、顆粒層、有棘層、基底層になっています。
・表皮には角化細胞があり、ケラチンタンパク質を作っています。
・表皮には色素細胞(メラノサイト)があり、メラニン色素を作っています。
・色素細胞は主に基底層にあります。

【真皮】
・膠原繊維と弾性繊維があります。
・膠原繊維は、コラーゲンというタンパク質で出来ています。
・皮膚の割腺方向は膠原繊維の走る方向と同じです。
・弾性繊維は、エラスチンというタンパク質で出来ています。
・老化により弾性繊維が変化して小じわが出来ます。

1、
皮膚は3つの層から出来ていますが、順番が違います。
(表皮、皮下組織、真皮)→(表皮、真皮、皮下組織)の間違いです。

2、
表皮は5つの層から出来ていますが、順番が違います。
(角質層、有棘層、顆粒層、透明層、基底層)→(角質層、透明層、顆粒層、有棘層、基底層)の間違いです。

3、
皮膚の色素はメラニン色素です。
ケラチンは皮膚の主成分のケラチンタンパク質のことです。
よって、(ケラチン)→(メラニン色素)の間違いです。

4、
真皮の大部分は膠原繊維になります。
よって、正しいです。

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