理容師の過去問
第31回
皮膚科学 問27
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問題
第31回 理容師国家試験 皮膚科学 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
皮膚及び皮膚付属器官に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 毛母は、毛球の毛乳頭に接している部分をいう。
- 爪は、真皮の角質層の変形したもので、その成分はコラーゲンである。
- 脂腺は、短い排出管をもって毛包に開口している。
- エクリン腺は、手掌や足底に最も多く分布している。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 毛母は、毛球の毛乳頭に接している部分を言います。
2 爪は、真皮の角質層の変形したもので、その成分はケラチンです。
3 脂腺は、短い排出管をもって毛包に開口しています。
4 エクリン腺は、手掌や足底に最も多く分布しています。
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02
爪は、真皮の角質層が変形したもので、その成分はケラチンです。
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03
答えは2です。
【毛】とは、
表皮の角質層が変形して出来たものです。
主成分はケラチンタンパク質です。
毛球の毛乳頭に接しているところを毛母と言います。
【爪】とは、
表皮の角質層が変形して出来たものです。
主成分はケラチンタンパク質です。
【皮脂腺】とは、
毛包に開口している分泌腺(毛穴)から出てきます。
毛の生えてない手のひらと足の裏には、皮脂腺はありません。
【汗腺】とは、
エクリン腺(小汗腺)、アポクリン腺(大汗腺)があります。
エクリン腺は、独立していて、直接表皮に開口しています。
特に、手のひらと足の裏に多くあります。
アポクリン腺は、毛包に開口しています。
アポクリン腺は、外耳道、わきの下、乳輪、へそ、会陰部にあります。
1、
毛母は、毛球の毛乳頭に接しているところです。
よって、正しいです。
2、
爪は、表皮の角質層のケラチンタンパク質が変形して出来たものになります。
よって、(真皮の角質層の変形したもので、その成分はコラーゲンである)→(表皮の角質層の変形したもので、その成分はケラチンタンパクである)の間違いです。
3、
脂腺とは皮脂腺のことで、毛包に開口しています。
よって、正しいです。
4、
エクリン腺は汗腺の一つで独立して全身にあります。
特に多いのが、手のひらと足の裏です。
よって、正しいです。
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