理容師の過去問
第32回
衛生管理技術 問20
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問題
第32回 理容師国家試験 衛生管理技術 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
消毒の注意事項に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 蒸し器によるタオルの消毒では、タオル内部が80℃を超える温度で10分間以上保つ。
- 動物毛製のブラシは、煮沸消毒が適している。
- 次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、金属を腐食することがあるので、浸漬時間に注意する。
- 毛払いブラシなどの毛足の長いブラシは、薬液消毒が適している。
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この過去問の解説 (3件)
01
1、
(湿熱消毒法)
80度を超える湿度に10分間以上消毒します。
注意点は、タオル蒸し器を使う時は、洗った後にかたく絞ったタオルをゆるく戻します。
タオルの中心まで蒸気の流れを妨げないようにします。
よって、正しいです。
2、
(煮沸消毒法)
煮沸後2分間以上煮沸して消毒します。
注意点は、プラスチック類は変形するので適さないです。
動物毛は人の毛と同じタンパク質なので、煮沸すると傷みます。
よって、(煮沸消毒が適している)→(煮沸消毒は適していない)の間違いなので、これが正解になります。
3、
(次亜塩素酸ナトリウム消毒法)
・血液が付着した疑いのある器具
0.1%以上の水溶液に10分間以上浸して消毒します。
・それ以外の器具
0.01%以上の水溶液に10分間以上浸して消毒します。
注意点は、動物繊維製品をぼろぼろにしたり、金属器具は腐食したりします。
よって、正しいです。
4、
薬液消毒=消毒薬を使って消毒をする方法です。
消毒薬は、消毒用エタノール、次亜塩素酸ナトリウム、グルコン酸クロルヘキシジン、逆性石けん、両性界面活性剤があります。
液体に浸けるので、毛足が長いブラシのように、細かく届きにくい所も消毒が可能です。
よって、正しいです。
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02
動物毛製のブラシは、煮沸消毒などにより、熱を加えてはなりません。
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03
1 蒸し器によるタオルの消毒では、タオル内部が80℃を超える温度で10分間以上保つことが適しています。質問は、誤っている記述を聞いているので、不正解です。
2 動物毛製のブラシは、専用ブラシ、クリーナーで掃除します。水、熱は、できるだけ避けます。質問は、誤っている記述を聞いているので、2 が正解です。
3 次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、金属を腐食することがあるので、浸漬時間に注意します。質問は、誤っている記述を聞いているので、不正解です。
4 毛払いブラシなどの毛足の長いブラシは、薬液消毒が適しています。質問は、誤っている記述を聞いているので、不正解です。
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