理容師の過去問
第32回
衛生管理技術 問19

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問題

第32回 理容師国家試験 衛生管理技術 問19 (訂正依頼・報告はこちら)

紫外線消毒器による消毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • タオルやケープなど、布片類の消毒に適している。
  • 紫外線殺菌灯から照射される紫外線は、皮膚に障害を与えることはない。
  • 紫外線殺菌灯は、点灯していれば使用期間にかかわらず出力は低下しない。
  • 紫外線消毒は、あらゆる微生物に対して効果があるが、被消毒物の表面の殺菌に限られる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 4 です。

1の場合:紫外線消毒器による消毒では、紫外線の当たる表面しか消毒できないため、布片類には不適です。
2の場合:目などに直接紫外線の照射を受けると有害です。
3の場合:紫外線殺菌灯は、2000~3000時間の照射で出力が低下します。

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02

答えは4です。

【紫外線消毒】とは、
・殺菌力の強い波長の253.7㎚内外の紫外線を、人工的に照射します。(紫外線殺菌灯)
・1㎤あたり85マイクロワット以上の紫外線を、20分以上照射します。
・あらゆる微生物に対して有効です。
・消毒物の表面だけしか消毒が出来ないので、重なった部分や影の部分は消毒が出来ません。
・目や皮ふや粘膜に、直接照射するのは有害です。


1、
タオルやケープなどの布片類は、深部まで照射が届かないので、適しません。
よって、(適している)→(適さない)の間違いです。

2、
紫外線殺菌灯からの紫外線は、殺菌力が強いので、目や皮膚や粘膜に有害です。
よって、(皮膚に障害を与えることはない)→(皮膚に障害を与える)の間違いです。

3、
紫外線殺菌灯のランプには、寿命があります。
メーカーや使う頻度によって変わりますが、約6000時間と言われています。
メーカーは約4500時間くらいで交換を薦めています。
ランプが点灯していても、殺菌効果はどんどん低下していきます。
よって、(出力は低下しない)→(出力は低下する)の間違いです。

4、
紫外線消毒は、あらゆる微生物に有効です。
ただし、紫外線が照射されている表面部分のみになります。
重なっている内側や、深部の方は消毒されません。
よって、正しいので、これが正解になります。

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03


正解は、 4 です。

1 紫外線消毒器は、タオルやケープなど、布片類の消毒に適していません。質問は、正しい記述を聞いているので、不正解です。

2 紫外線消毒器の紫外線殺菌灯から照射される紫外線は、直接の照射は目に有害です。質問は、正しい記述を聞いているので、不正解です。

3 紫外線消毒器の紫外線殺菌灯は、2000~3000時間の照射で出力が低下していきます。質問は、正しい記述を聞いているので、不正解です。

4 紫外線消毒は、あらゆる微生物に対して効果がありますが、被消毒物の表面の殺菌に限られます。質問は、正しい記述を聞いているので、 4 が正解です。

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