理容師の過去問
第35回
人体の構造及び機能 問24
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問題
第35回 理容師国家試験 人体の構造及び機能 問24 (訂正依頼・報告はこちら)
循環器系の保健に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- マッサージは、静脈血やリンパの還流を促進する
- 長時間立位作業を行うと、下半身に浮腫や静脈瘤を起こすことがある。
- 冷水浴中は、皮虜の血液やリンパの循環が盛んになる。
- シャンプークロスを締めすぎると、血液やリンパの流れを妨げる。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 . マッサージは、静脈血やリンパの還流を促進します。 また、大循環の血行も良くします。
2 . 長時間立位作業を行うと、体液が下半身にとどこおり、浮腫や静脈瘤を起こすことがあります。
3 . 温水浴中は、皮虜の血液やリンパの循環が盛んになります。
4 . シャンプークロスを締めすぎると、血液やリンパの流れを妨げ、感覚的にも不快になります。
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02
正解は3です。
マッサージを行うことで血液やリンパ液の流れが良くなり、静脈血やリンパの還流が促進されます。
1は正しい説明です。
長時間立位の作業を続けると、血液やリンパの循環が滞り下半身にむくみ(浮腫)や下肢静脈瘤が起こることがあります。
2も正しい説明です。
冷水浴中には血管やリンパ管は収縮し、血液やリンパの流れは滞りがちになり循環は緩やかになります。
3が誤った説明です。
シャンプークロスをきつく締めると、頸部の血管やリンパ管などを圧迫し血流やリンパの流れを妨げ、窮屈な不快感があります。
4は正しい説明です。
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03
正解は3です。
1.設問の通り、マッサージは静脈血やリンパの還流を促進する働きがあります。
静脈還流とは、心臓から出た血液が動脈を通して全体に渡り、静脈を通って再度心臓に戻ることです。
2.設問の通り、長時間立ったまま作業をすると下半身に浮腫や静脈瘤を起こすことがあります。
下半身の静脈に血液が溜まり、こぶのように膨らむことを静脈瘤と呼び、
浮腫み、痛み、だるさを感じるようになります。
ふくらはぎや足の裏をマッサージし、しっかり水分をとることで予防しましょう。
3.冷たい水を浴びると血管やリンパ管は収縮し、血流や循環はゆっくりになります。
これは、熱を放出しないようにするためです。
逆に温かい水を浴びると血管やリンパ管が膨張し、血流や循環が盛んになります。
4.設問の通り、シャンプークロスを締めすぎると、首にある血液やリンパの流れを妨げます。
首には頸動脈という太い血管と、多数の頸部リンパ節があります。
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