理容師の過去問
(旧)第41回
公衆衛生・環境衛生 問10
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問題
(旧)第41回 理容師国家試験 公衆衛生・環境衛生 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
衣服の役割と衣服材料の性質に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
- 作業能率増進 -------- 抗帯電性
- 清潔保持 ------------ 抗菌性
- 身体保護 ------------ 耐熱性
- 体温調節 ------------ 吸湿性
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は1です。
作業能率増進、つまり作業のしやすさに関わる衣服の性質としては、伸縮性・圧縮性・弾性・比重性が挙げられます。
1が誤った組み合わせです。
清潔保持に関わる衣服の性質としては、抗菌性・抗帯電性・抗汚染性などが挙げられます。
2は正しい組み合わせです。
身体保護に関わる衣服の性質としては、防水性・耐水性・耐熱性・耐薬品性などが挙げられます。
3も正しい説明です。
体温調節に関わる衣服の性質としては、保湿性・通気性・熱伝導性・吸湿性などが挙げられます。
4も正しい説明です。
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02
答えは1です。
この問題は、ハッキリした誤りらしい選択肢がなく、選びにくいです。
選択肢の組み合わせと理容室での作業を考え、一番遠い選択肢を選びます。
1.
抗帯電性(静電気を防ぐ性質)
静電気が起こることは非常に不快感ですが、作業能率増進に役立っているとは言いにくいです。
よって、この組み合わせは間違っています。
2.
抗菌性(細菌の繁殖を抑える性質)
細菌の繁殖を抑えることによって、衣類の清潔が保持出来ると言えます。
よって、正しいです。
3.
耐熱性(高温にさらされた時、溶けたり柔らかくなど変化せず、熱に耐えられる性質)
熱から守ることによって、身体の保護が出来ると言えます。
よって、正しいです。
4.
吸湿性(空気中の水分を吸う性質)
人は常に皮膚から汗を蒸発させ体温調節を行っていて、吸湿性の低い素材だと蒸れます。
吸湿性のある服によって体温調整が出来ると言えます。
よって、正しいです。
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03
1 . 作業能率増進(動きやすさ)
圧縮性、弾性、伸縮性など
2 . 清潔保持
抗菌性、抗帯電性など
3 . 身体保護
耐熱性、耐火性、防水性など
4 . 体温調節
吸湿性、保湿性、通気性など
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