理容師の過去問
第41回 新
文化論及び理容技術理論 問15
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問題
第41回 新 理容師国家試験 文化論及び理容技術理論 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
刃物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- シザーズのように、2枚の刃で物体を挟み切ることを剪断(せんだん)という。
- 切削は、削られたものが変形する特徴がある。
- 切れ刃と物体の切断面との接触面積が大きいほど、刃物は切れにくくなる。
- 切れ刃先端の角度が大きいほど切断作用が大きくなる。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は4です。
シェービングにおいてのレザーは切削でありひげを切る切断ですが、シザーズは2枚の刃で物体を挟んで切るズレを利用した剪断です。
1は正しい説明です。
切削は切られる物体の一部が削り取られるなど、物体の変形を伴うことがあるのが特徴です。
2も正しい説明です。
切れ刃と物体の切断面には凝着力が生じ、その面積が大きくなればなるほど刃物は切れにくくなります。
3も正しい説明です。
切れ刃の先端の角度が小さい(鋭角)ほど切断作用は大きくなり、角度が大きい(鈍角)ほど切断作用は小さくなります。
4が誤った説明です。
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02
刃物の特性や技術的な用語に関する知識を問う問題です。
この記述は正しいです。シザーズやはさみのように、2枚の刃を使って物体を挟んで切る動作を「剪断」と呼びます。
この記述は正しいです。切削加工では、刃物が材料を削り取る際に、削られる部分が変形しやすいことがあります。
この記述は正しいです。切れ刃と物体の接触面積が大きいと、摩擦が増え、刃物が切れにくくなります。
この記述は誤りです。切れ刃先端の角度が大きいほど、切断作用は逆に小さくなることがあります。角度が大きくなると、刃の鋭さが失われ、切断力が減少するためです。
刃物の性能は、刃の角度や接触面積、剪断方法などによって大きく影響を受けます。刃先の角度が大きいと、切断力が減少するため、適切な刃の角度を選ぶことが重要です。
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03
切れ刃先端の角度が小さいほど、物体内部に侵入しやすく、切断作用が大きくなります。
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