理容師の過去問
第42回
衛生管理技術 問5

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第42回 理容師国家試験 衛生管理技術 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

5%次亜塩素酸ナトリウムを希釈して、0.1%次亜塩素酸ナトリウム水溶液1,000mLを調製する場合の5%次亜塩素酸ナトリウムの量は、次のうちどれか。
  • 1mL
  • 2mL
  • 10mL
  • 20mL

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

答えは4です。

計算問題はいくつかやり方があります。
どのやり方でも正しいので、自分のやりやすい計算で問題を解いてみてください。

(㋐%水溶液を㋑ml作るために、㋒%水溶液㋓ml必要)

(㋐%×㋑ml と ㋒%×㋓ml の答えが同じであったら正しいです)

㋐0.1%次亜塩素酸ナトリウム水溶液
㋑1000ml
㋒5%次亜塩素酸ナトリウム
㋓?

0.1×1000=100
5×?=100
(㋐×㋑の答えと㋒×㋓の答えは同じになります。)
?=100÷5
?=20

よって、㋓は20mlなので、4が答えです。

参考になった数3

02

正解は4です。

5%の次亜塩素酸ナトリウムを希釈して、0.1%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を作るためには、
5÷0.1=50(倍) 
に希釈する必要があります。
※これを希釈倍数といいます。

選択肢の値を50(倍)にしたときに1000mLの次亜塩素酸ナトリウム水溶液になるのは、20mLになります。
※50倍×20mL=1000mL

参考になった数0

03

答えは4です。

1%とは100mL中に1gの物質が溶けている状態を指します。
「○%溶液」と出てきたときは
100mL中に○gの物質が溶け込んでいるということです。

【濃度を対比して求める方法】

5%次亜塩素酸ナトリウムを希釈して
0.1%次亜塩素酸ナトリウム水溶液にしているので

5÷0.1=50
50倍に希釈していることになり
もともとの原液の量は1/50であることがわかります。
そのため、
次亜塩素酸ナトリウム水溶液1,000mLを作るのに必要な原液は

1000÷50=20mL

つまり、答えは20mLになります。


【濃度(%)中心に薬液量計算を行う方法】

・わからない部分はXとする
・原液の濃度(%)×薬液量(mL)=希釈液の濃度(%)×希釈液量(mL)

5%次亜塩素酸ナトリウムの必要な量がわかってないので

5×X=0.1×1000
5X=100
X=20

となり、答えは20mLとなります。

よって、4が答えです。

参考になった数0