理容師の過去問
第42回
人体の構造及び機能 問1
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問題
第42回 理容師国家試験 人体の構造及び機能 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
関節とその運動範囲に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
- 鞍(あん)関節 ――――――― 1方向だけに運動できる。
- 蝶番(ちょうつがい)関節 ―― 2方向だけに運動できる。
- 車軸関節 ―――――――――― 3方向だけに運動できる。
- 球関節 ――――――――――― 広い範囲で自由に運動できる。
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この過去問の解説 (3件)
01
答えは4です。
【関節】とは、
2つ以上の骨が連結されている部分を言います。
関節は形で分類されます。
・一軸性関節
1つの運動軸を中心に運動が可能な関節です。
(車軸関節、蝶番関節)
・二軸性関節
2つの直交した運動軸を中心に運動が可能な関節です。
(楕円関節、鞍関節)
・多軸性関節
3つの以上の運動軸をもち、あらゆる方向へ運動が可能な関節です。
(球関節)
1、
鞍関節は、二軸性関節で、直交する2つの運動軸があり2方向に動きます。
よって、(1方向)→(2方向)の間違いです。
2、
蝶番関節は、一軸性関節で、一方向の回転運動をします。
よって、(2方向)→(1方向)の間違いです。
3、
車軸関節は、一軸性関節で、一方向の回転運動をします。
よって、(3方向)→(1方向)の間違いです。
4、
球関節は、多軸性関節で、あらゆる方向に大きく動けます。
よって、正しいです。
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02
正解は4です。
1 .鞍(あん)関節 ――――――― 2方向だけに運動できる。
※母子根の関節
2 .蝶番(ちょうつがい)関節 ―― 1方向だけに運動できる。
※指関節や膝関節
3 .車軸関節 ―――――――――― 1方向だけに運動できる。
※肘関節
4 .球関節 ――――――――――― 広い範囲で自由に運動できる。
※肩関節や股関節
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03
【関節】とは
骨と骨とを連接させる可動性の結合部のことを指します。
また、
関節が動く方向を運動方向と呼びます。
関節は、その可動の仕方により
以下のように大きく3つに分けることができます。
・一軸性関節:
1つの軸のみを中心として動く関節
(蝶番関節・螺旋関節・車軸関節)
・二軸性関節:
直交する2つの軸を中心に動く関節
(楕円関節・顆状関節・鞍関節)
・多軸性関節:
3軸以上を中心として動く関節
(球関節・平面関節・半関節・臼状関節)
1 .
鞍(あん)関節 とは
二軸性関節であり直交する2つの軸を中心に動く関節です。
よって
(1方向)→(2方向)の誤りです。
2 .
蝶番(ちょうつがい)関節 とは
一軸性関節であり1つの軸のみを中心として動く関節です。
よって
(2方向)→(1方向)の誤りです。
3 .
車軸関節とは
一軸性関節であり1つの軸のみを中心として動く関節です。
よって
(3方向)→(1方向)の誤りです。
4.
球関節とは
多軸性関節であり広い範囲で自由に運動できる関節です。
よって、正しいです。
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