理容師の過去問
第44回
文化論及び理容技術理論 問11

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第44回 理容師国家試験 文化論及び理容技術理論 問11 (訂正依頼・報告はこちら)

マンセル表色系による色の分類に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • マンセル記号による色の表し方は「彩度・色相/明度」である。
  • 明度は、黒を0、白を10とした11段階に分けて設定されている。
  • 青や緑は高い彩度まであるが、赤や黄にはあまり高い彩度はない。
  • 最も彩度が高いのは明度5の青で、彩度14まである。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

色を正確に表示することを目的として設定された「マンセル表色系」において、基本的な表記方法は「色相 明度/彩度」です。

1は間違った説明です。

明度は無彩色を基準にして有彩色をそれに応じた値で表していて、黒は0で白が10の11段階に分けて設定されています。

2が正しい説明です。

色彩の彩度は色相によって異なり、最高彩度ははかなり高い値(~14)で、は低い値(~10)となります。

3は間違った説明です。

マンセル表記における最高彩度は、「5Y 5/14」明度5の黄や「5R 4/14」明度4の赤などの彩度14となります。

4も間違った説明です。

参考になった数2

02

マンセル表色系はヘアカラーの見本でよく目にするものです。

読み方がわからないとヘアカラーの知識の習得が難しくなりますので基本を抑えておきましょう。

選択肢1. マンセル記号による色の表し方は「彩度・色相/明度」である。

この説明文は誤っているため、こちらは誤りです。

マンセル記号による色の表し方は「色相 明度/彩度」です。

例えば、赤色の明度4・彩度14の場合は「R 4/14」となります。

選択肢2. 明度は、黒を0、白を10とした11段階に分けて設定されている。

この説明文は正しいため、こちらが正解です。

明度は、黒を0、白を10とした11段階に分けて設定されています。

1~10ではないので11段階です。

選択肢3. 青や緑は高い彩度まであるが、赤や黄にはあまり高い彩度はない。

この説明文は誤っているため、こちらは誤りです。

赤や黄高い彩度まであるが、青や緑にはあまり高い彩度はないです。

赤や黄は14程度、青や緑は8~10程度が最高彩度です。

選択肢4. 最も彩度が高いのは明度5の青で、彩度14まである。

この説明文は誤っているため、こちらは誤りです。

最も彩度が高いのは明度5の黄で、彩度14まであります。

他にも明度4の赤も彩度14まであります。

まとめ

これらの知識があることでヘアカラー時のカラー剤調合のイメージが掴みやすくなります。

参考になった数1

03

マンセル表色系による色の分類に関する問題の解答と解説を以下に示します。

選択肢1. マンセル記号による色の表し方は「彩度・色相/明度」である。

誤り: 正しくは「色相・明度/彩度」です。色相が色の種類、明度が明るさ、彩度が色の鮮やかさを示します。

 

選択肢2. 明度は、黒を0、白を10とした11段階に分けて設定されている。

正しい: 明度は0から10の11段階で設定されており、黒(0)から白(10)までの範囲を示します。

 

選択肢3. 青や緑は高い彩度まであるが、赤や黄にはあまり高い彩度はない。

誤り: 赤や黄も高い彩度を持つことができます。マンセル表色系では、すべての色相において高い彩度が設定可能です。

 

選択肢4. 最も彩度が高いのは明度5の青で、彩度14まである。

誤り: 彩度の最大値は12であり、14までの彩度は存在しません。また、最も彩度が高い色は色相により異なります。

まとめ

マンセル表色系では、明度は黒から白までの範囲で0から10の11段階に分けて設定されます。他の選択肢では、色の表し方や彩度に関する情報が誤って記載されています。

参考になった数0