理容師の過去問 第44回 文化論及び理容技術理論 問12
この過去問の解説 (2件)
ヘアカラーに関する基本的な問題です。
誤ると人体に危険を及ぼすこともある内容ですので、確実に覚えるようにしましょう。
この説明文は誤っているため、こちらは誤りです。
頭皮に傷がある場合は、施術を行ってはいけません。
傷口からカラー剤に含まれるジアミン等のアレルギー物質が侵入することで、取り返しのつかないような強いアレルギー反応が起こる可能性がある為、細心の注意が必要です。
この説明文は誤っているため、こちらは誤りです。
トップ・クラウンは染まりやすいが、ネープは染まりにくいです。
その他にも、こめかみは染まりやすく、富士額は染まりにくい等ある為、塗布の順番や量感に注意が必要です。
この説明文は正しいため、こちらが正解です。
ヘアブリーチ剤や染毛剤は、使用直前に調合を行い、使用後残った液は再使用してはいけません。
1剤と2剤の反応は調合直後から始まり徐々に弱まっていく為、必ずその都度調合しないと正しく発色しない等、問題が起こる原因となります。
この説明文は誤っているため、こちらは誤りです。
パッチテストのテスト液を塗布して48時間経過後、皮膚の状態に異常がなければ染毛してよいです。
初めてカラーをされる方にはカラーの予約時間の48時間前(2日前)までにパッチテストをする必要があるということになります。
これらのことを守ることで最低限安全に施術を行うことが出来ます。逆に守らなければ危険を伴うということですので、その意識を持って施術に臨みましょう。
正解は3です。
頭皮に傷があったり皮膚に疾患があったりする場合、顔やえり足を剃った直後などはヘアカラーリングを行わない方が良いとされています。
1は誤った説明です。
頭頂部(トップ・クラウン)やこめかみは染まりやすく、えり足(ネープ)や後頭部は染まりにくいとされています。
2は誤った説明です。
染毛剤や脱色剤(ブリーチ剤)は使用する直前に調合し、残った薬剤は保存しても反応が進行し染毛効果が無くなるので再使用しない方が良いとされています。
3は正しい説明です。
ヘアカラーリングに先立って行うパッチテストは、薬剤を塗布して48時間放置した後に皮膚の状態を確認します。
4は誤った説明です。
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