理容師の過去問
第45回
関係法規・制度及び運営管理 問9
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問題
第45回 理容師国家試験 関係法規・制度及び運営管理 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
国民年金制度に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 老齢基礎年金の給付額は、保険料を納付した期間によって異なる。
- 障害基礎年金の給付額は、障害の程度にかかわらず、すべて同額である。
- 国民年金の保険料に上乗せした付加保険料を納付することで、付加年金が支給される制度が設けられている。
- 所得が低いなど、保険料を納めることが困難な場合に保険料の免除や納付猶予となる制度が設けられている。
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は2です。
老齢基礎年金は、保険料を納付した期間(10年以上)によって給付額が異なります。
1は正しい説明です。
障害基礎年金は該当する障害の度合い(等級)によって給付額が異なります。
2が誤った説明です。
付加年金は、老齢基礎年金の保険料に一定の額を上乗せすることで将来受け取る給付額が多くなります。
3は正しい説明です。
経済的な理由などで保険料を納められない場合に、保険料の免除(全額or一部)や納付猶予を受けられる制度があります。
4も正しい説明です。
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02
国民年金制度に関する問題です。
日本国内に在住の20歳以上60歳未満の人は国民年金への加入が法律で義務付けられています。
この選択肢の内容は正しいため、こちらは誤りです。
老齢基礎年金の給付額は、保険料を納付した期間によって異なります。
20歳から60歳になるまでの国民年金・厚生年金の加入期間等によって年金額が計算されます。
この選択肢の内容は誤っているため、こちらが正解です。
障害基礎年金の給付額は、障害の程度にかかわらず、すべて同額ではありません。
加入していた年金・障害の程度・配偶者の有無・子どもの数等により異なります。
この選択肢の内容は正しいため、こちらは誤りです。
国民年金の保険料に上乗せした付加保険料を納付することで、付加年金が支給される制度が設けられています。
国民年金保険料に毎月400円の付加保険料を上乗せして納付することで、受給年金額を増やせる制度です。
この選択肢の内容は正しいため、こちらは誤りです。
所得が低いなど、保険料を納めることが困難な場合に保険料の免除や納付猶予となる制度が設けられています。
所得状況によって「全額免除」「4分の3免除」「半額免除」「4分の1免除」のいずれかの免除を受けられますが、全額納付をした際に比べて、受け取れる年金額が減ってしまいますので注意が必要です。
年金には納付・受給共に様々なメリット・デメリットが存在しますので、早めに調べて理解を深めておくことをお勧めします。
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