問題
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次のうち、呼吸運動を引き起こす筋に該当しないものはどれか。
1 .
内肋間筋
2 .
外肋間筋
3 .
咬(こう)筋
4 .
横隔膜
( 第45回 理容師国家試験 人体の構造及び機能 問5 )
呼吸運動に関する問題です。
正
安静呼気位以上に呼出をするとき(深呼吸など)に内肋間筋が収縮し、肋骨が引き下げられ、胸郭が狭まることで、呼気が行えるようになります。
正
外肋間筋が収縮し、肋骨が引き上げられ、胸郭が広がることで、胸腔内圧が下がり吸気が行えるようになります。
誤
歯を食いしばった時に硬くなる顎の外側にある筋肉は、「咬筋」と呼ばれる咀嚼筋の一つで、硬い食べ物をかみ砕くときに働きます。
正
横隔膜は胸腔と腹部を仕切っているドーム状の薄い筋肉でできた膜で、息を吸い込むとき(吸入時または吸気時)に最も重要な役割を果たす筋肉です。
正解は3です。
内肋間筋は、その名の通り肋骨と肋骨の間を走る筋肉で胸式呼吸に関わる呼吸筋の1つです。
1は該当します。
外肋間筋も肋骨と肋骨の間を走る筋肉で呼吸に関わる呼吸筋の1つです。
内肋間筋を覆うように存在し筋線維の方向は直角に交わっています。
2も該当します。
咬(こう)筋は、下あごの外側にある筋肉でものをかみ砕く動作に関わる咀嚼筋の1つです。
3が該当しません。
横隔膜は胸腔と腹部を仕切るドーム状の薄い筋肉で、腹式呼吸に関わる呼吸筋の1つです。
4は該当します。