理容師の過去問
第47回
感染症 問2
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問題
第47回 理容師国家試験 感染症 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
予防接種法に基づく予防接種に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 予防接種を受けるように努めなければならないという努力義務は、これを受けなければならないという義務に改められている。
- 定期に行われるものや臨時に行われるもの、希望者が任意に受けるものがある。
- 予防接種には、感染症に対する個人や集団の抵抗力を高める効果がある。
- 定期予防接種の対象疾病にはA類疾病、B類疾病があり、救済の内容などに違いがある。
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この過去問の解説 (3件)
01
予防接種法は、伝染のおそれがある疾病の発生及びまん延を予防するために実施する予防接種で国民の健康を保持することと、その予防接種による健康被害を迅速に救済することを目的として定められています。
予防接種法の第九条に「定期の予防接種であってA類疾病に係るもの又は臨時の予防接種の対象者は、これらの予防接種を受けるよう努めなければならない」とあります。
努力義務であり、義務ではないためこれは誤った文章になります。
定期に行われるものや臨時に行われるものは予防接種法で定められるものですが、希望者が任意に受けるものは予防接種法の規定にはないため、これは誤った文章になります。
予防接種は、疾病に対する免疫を獲得したりその効果を高めたりすることで、個人や集団・社会の抵抗力を高める効果があります。
これは正しい文章です。
定期予防接種の対象疾病であるA類疾病は、主に集団予防を目的としておこなわれ、B類疾病は個人予防を目的としておこなわれる他、救済措置(給付の範囲)などに違いがあります。
これは正しい文章です。
予防接種法の目的や定義、分類とその違いといったポイントがよく出題されます。
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02
予防接種法に関する問題です。
予防接種を受けるように努めなければならないという努力義務は、これを受けなければならないという義務に改められている。
✕・・・努力義務は、接種を受けるように努めるなければならないという予防接種法の規定であり、義務とは異なるため誤った文章です。
定期に行われるものや臨時に行われるもの、希望者が任意に受けるものがある。
✕・・・任意に受ける任意接種は予防接種法に規定がないため、誤った文章です。
予防接種には、感染症に対する個人や集団の抵抗力を高める効果がある。
◯・・・正しい文章です。
定期予防接種の対象疾病にはA類疾病、B類疾病があり、救済の内容などに違いがある。
◯・・・正しい文章です。
【予防接種を受けるように努めなければならないという努力義務は、これを受けなければならないという義務に改められている。】
【定期に行われるものや臨時に行われるもの、希望者が任意に受けるものがある。】
誤った文章はこの2つになります。
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03
予防接種についての問題です。
予防接種法とは、『伝染のおそれがある疾病の発生やまん延を予防するために予防接種の実施をしたり、その他必要な措置を講ずることにより、国民の健康の保持や、予防接種による健康被害の迅速な救済を図ること』を目的としています。
・接種が義務化されているものはありません。
予防接種・・・病気に対する免疫をつけるため、毒性を弱めた病原体を体内に投与すること
《 定期接種 》法律に基づいて、定められた時期に市区町村が主体となって実施
A類疾病(努力義務あり)とB類疾病あり救済制度の内容に違いあり
《 任意接種 》希望者が自主的に受けること
《 臨時接種 》厚生労働大臣や都道府県知事が緊急に接種の必要があると認めたもの
予防接種を受けるように努めなければならないという努力義務は、これを受けなければならないという義務に改められている。
誤った文章です。
定期に行われるものや臨時に行われるもの、希望者が任意に受けるものがある。
予防接種法に基づいて実施しているわけではないので、誤った文章です。
正しい文章です。
正しい文章です。
【予防接種を受けるように努めなければならないという努力義務は、これを受けなければならないという義務に改められている。】
【定期に行われるものや臨時に行われるもの、希望者が任意に受けるものがある。】
この2つが誤っている文章で、この問の正解です。
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