理容師の過去問
第47回
文化論及び理容技術理論 問5
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問題
第47回 理容師国家試験 文化論及び理容技術理論 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
刃物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- シザーズのように、2枚の刃で物体を挟み切ることを剪(せん)断という。
- レザーによるシェービングは、切削によるものである。
- 切れ刃と物体の切断面の接触面積が大きいほど切削抵抗が小さくなり、刃物は切れやすくなる。
- 刃の側面の形には、フラット型やコンケーブ型、コンベックス型がある。
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この過去問の解説 (3件)
01
刃物の使い方や切断に関する知識は、正確な作業を行うために重要です。以下に、刃物に関する各記述の正誤について詳しく解説し、誤っているものを特定します。
シザーズ(はさみ)は、2枚の刃を使って物体を挟み切るため、この方法は「剪断」と呼ばれます。この記述は正しいです。
レザー(かみそり)は、刃を使って髪やひげを切り取る際に「切削」の技術を用います。切削は刃が物体に対して直接的に切り込む方法です。この記述は正しいです。
切れ刃と物体の切断面の接触面積が大きいほど、切削抵抗は大きくなります。切削抵抗が小さくなるためには、接触面積を小さく保つことが重要です。したがって、この記述は誤りです。
刃の側面の形として、フラット型(平らな刃)、コンケーブ型(くぼんだ刃)、コンベックス型(外側に曲がった刃)があります。この記述は正しいです。
刃物に関する記述の中で、「切れ刃と物体の切断面の接触面積が大きいほど切削抵抗が小さくなり、刃物は切れやすくなる。」という記述が誤りです。実際には、接触面積が大きくなると切削抵抗が増し、刃物が切れにくくなります。他の選択肢は正しい内容です。
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02
シザーズやレザーなどの刃物に関する記述の中から、誤っているものを選ぶ問題です。
シザーズのように、2枚の刃が反対方向から物体を挟み切るような切り方のことを剪断(せんだん)といいます。
これは正しい記述です。
レザーによるシェービングは、1枚の刃のくさびの作用によって毛を切削しています。
これは正しい記述です。
切れ刃と物体の切断面の接触面積が大きくなればなるほど切削抵抗は小さくではなく大きくなっていき、刃物はその抵抗によって切れやすくではなく切れにくくなってしまいます。
これが誤った記述です。
刃物の刃の側面の形には、平面のフラット型、凹面のコンケーブ型、凸面のコンベックス型の3種類があります。
これは正しい記述です。
シザーズやレザーなど、理容の刃物の特徴や機能、種類などは毎回必ず出題されています。
覚えることはかなりたくさんあり、うっかり混同してしまいそうな事柄も多いですがしっかり暗記しておきましょう。
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03
この問題は、刃物の種類や性質を理解することが重要です。
剪(せん)断とは、シザーズのように2枚の刃で物体を挟み切ることを言います。
よってこの説明は正しいです。
レザーによるシェービングの切削はレザーの刃が一定の角度で当たることにより毛が切れます。
よってこの説明は正しいです。
切れ刃と物体の切断面積が大きいほど切削抵抗は大きくなり、刃物は切れなくなります。
よってこの説明は誤りです。
刃の側面の形には、フラット型やコンケーブ型、コンベックス型があります。
よってこの説明は正しいです。
刃物の種類や性質を覚えることがポイントです。
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