理容師の過去問
第49回
文化論及び理容技術理論 問3

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問題

第49回 理容師国家試験 文化論及び理容技術理論 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち、昼間の正式礼装であるモーニングコートの説明として正しいものはどれか。
  • 色は一般的に黒で、フロントラインが前から後ろへなだらかなカーブを描いてカットされている。 カッタウェイの別名がある。
  • ジャケットは黒のテーラードジャケットである。 ジャケットの内側に白やグレーのベストを重ねる。
  • 前身ごろはウエストの高さまでの丈で、後ろは丈が長く、裾に向かって幅が狭くなっている。 中央に深いセンターベンツがとられている。
  • ジャケットはショールカラーの白で、丈は短くテールの部分がみられない。 前折れスタンドカラーのドレスシャツに黒の蝶タイ、ウエストにカマーバンドを締める。

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この過去問の解説 (2件)

01

昼間の正式礼装であるモーニングコートに関する説明として正しいものについて解説します。

選択肢1. 色は一般的に黒で、フロントラインが前から後ろへなだらかなカーブを描いてカットされている。 カッタウェイの別名がある。

正しいです。モーニングコートは、一般的に黒色で、前から後ろに向かってなだらかなカーブを描くフロントラインが特徴です。このデザインは「カッタウェイ」とも呼ばれます。

選択肢2. ジャケットは黒のテーラードジャケットである。 ジャケットの内側に白やグレーのベストを重ねる。

誤りです。この説明はモーニングコートではなく、タキシードの説明に近いです。モーニングコートはテールコートの一種で、通常ベストはグレーや黒、ストライプなどが選ばれますが、タキシードのようなテーラードジャケットではありません。

選択肢3. 前身ごろはウエストの高さまでの丈で、後ろは丈が長く、裾に向かって幅が狭くなっている。 中央に深いセンターベンツがとられている。

誤りです。モーニングコートの前身ごろはウエストの高さよりも長く、後ろはさらに長く、燕尾状になっています。中央に深いセンターベンツがあるのはフロックコートなどの他の形式の礼装に見られる特徴です。

選択肢4. ジャケットはショールカラーの白で、丈は短くテールの部分がみられない。 前折れスタンドカラーのドレスシャツに黒の蝶タイ、ウエストにカマーバンドを締める。

誤りです。これはディナージャケット(タキシード)の説明に近いもので、モーニングコートには該当しません。

まとめ

モーニングコートの説明として正しいものは、色は一般的に黒で、フロントラインが前から後ろへなだらかなカーブを描いてカットされている。カッタウェイの別名がある。です。モーニングコートは昼間の正式礼装であり、特徴的なカーブを描くカッタウェイスタイルが特長です。

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02

モーニングコートの特徴を理解することが大切です。

選択肢1. 色は一般的に黒で、フロントラインが前から後ろへなだらかなカーブを描いてカットされている。 カッタウェイの別名がある。

モーニングコートは、一般的に黒色で、フロントラインが前から後ろにかけて斜めにカットされています。

別名、カッタウェイと呼ばれています。

よってこの説明は正しいです。

選択肢2. ジャケットは黒のテーラードジャケットである。 ジャケットの内側に白やグレーのベストを重ねる。

モーニングコートでは、テーラードジャケットの着用はしません

よってこの説明は誤りです。

選択肢3. 前身ごろはウエストの高さまでの丈で、後ろは丈が長く、裾に向かって幅が狭くなっている。 中央に深いセンターベンツがとられている。

前身ごろはウエストの高さまでの丈で、後ろは丈が長く、裾に向かって幅が狭くなっている。 中央に深いセンターベンツがとられている

これは燕尾服の特徴です。

よってこの説明は誤りです。

選択肢4. ジャケットはショールカラーの白で、丈は短くテールの部分がみられない。 前折れスタンドカラーのドレスシャツに黒の蝶タイ、ウエストにカマーバンドを締める。

ジャケットはショールカラーの白で、丈は短くテールの部分がみられない。 前折れスタンドカラーのドレスシャツに黒の蝶タイ、ウエストにカマーバンドを締める。

これはタキシードの特徴です。

よってこの説明は誤りです。

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