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第16回(平成25年度) 精神保健福祉士国家試験 精神疾患とその治療  過去問題 | 無料の試験問題

問題

アルコール関連障害及びアルコール依存症に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。

 1 . 
病的酩酊は、断酒後に起こる。
 2 . 
コルサコフ症候群では、作話を認める。
 3 . 
母親の大量飲酒によって、胎児性アルコール症候群が起こり得る。
 4 . 
ウェルニッケ脳症では、両下肢の麻痺を認める。
 5 . 
アルコールの離脱症状の治療で必要なのは、ビタミンAの投与である。
この問題の解説(2件)
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4

正解は2,3です。

各選択肢について解説します。

1→病的酩酊は飲酒量が少なく、アルコール血中濃度が低くても、突如として記憶をなくし、見当識障害を起こすものです。断酒によっておこるわけではないので誤りです。

2→コルサコフ症候群とは、ウェルニッケ脳症の慢性期(後遺症)を指します。ウェルニッケ脳症はアルコール依存症者にしばしば発症する中枢神経疾患です。このコルサコフ症候群は、アルコール認知症と位置づけられ、健忘に対し、作話でつじつまをあわせようとする特徴がみられます。よって正しいです。
 
3→母親の大量飲酒によって、胎盤を通じて胎児に影響が及びます。これが胎児性アルコール症候群と言われるものです。発育遅滞や器官形成不全をもたらします。よって正しいです。

4→ウェルニッケ脳症の3徴は、意識障害、歩行障害(小脳失調歩行)、眼症状(眼振)です。よって誤りです。

5→必要なのはビタミンAではなくビタミンB群です。特にビタミンB1はアルコール分解に関与しています。よって誤りです。

2015/02/07 14:02
ID : wpoxudbb
3

正解は2、3です。

1.病的酩酊は、断酒後ではなく飲酒時に記憶をなくし、普段と違う行動をとってしまうものです。

2.コルサコフ症候群は、記銘力低下、見当識障害とともに作話を認めます。

3.胎児性アルコール症候群は、新生児の先天性疾患の一つで、妊娠中の母親の大量飲酒によって起こり得ます。

4.ウェルニッケ脳症の特徴は、意識障害、眼球障害、小脳失調です。小脳失調による歩行障害は認められますが、両下肢の麻痺は認められません。

5.アルコールの離脱症状の治療には、睡眠薬や抗不安薬を用います。ウェルニッケ脳症を予防するためにビタミンを投与することも考えられますが、ビタミンAではなく、ビタミンB1を投与することが必要です。

2016/03/07 23:02
ID : zvpsuvyxmd
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