精神保健福祉士の過去問 第16回(平成25年度) 精神保健の課題と支援 問15
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性同一性障害に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1 .
「性同一性障害特例法」では、15歳以上の性同一性障害者が、性別取扱い変更の審判を請求できると定められている。
2 .
MTF(maletofemale)とは、生物学的な性別は女性であるが、心理的には男性であるものをいう。
3 .
治療においては、ホルモン療法や手術療法を行う前に、望みの性別で可能な限りの社会生活を送る「実生活経験」を行うことが推奨される。
4 .
「診断と治療のガイドライン」において、性別適合手術は、年齢を問わず適応される。
5 .
中学校の保健体育の学習指導要領には、性同一性障害に関する対応方法が記載されている。
( 第16回(平成25年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健の課題と支援 問15 )
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この過去問の解説 (2件)
80
正解は3です。
1.「性同一性障害特例法」で、「性別の取扱いの変更の審判をすることができる。」と定められているのは、20歳以上です。
2.MTF(maletofemale 男性から女性へ)は、生物学的な性別は男性であるが、心理的には女性であるものをいいます。これに対し、FTM(femaletomale 女性から男性へ)は、生物学的な性別は女性であるが、心理的には男性であるものをいいます。
3.「診断と治療のガイドライン」では、ホルモン療法や手術療法などの身体的治療を行う前に、精神科領域の治療として「実生活経験」を行うことになっています。
4.「診断と治療のガイドライン」において、「性別適合手術を施行するための条件」は「成年に達していること」とされています。
※以前は「20歳以上であること」とされていましたが、成人年齢の変更により、修正されました。
5.第16回試験が行われた2014年時点では、性同一性障害に関する対応方法は記載されていません。(2016年に改訂が予定されていますので、改訂内容に注意してください。)
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38
正解は3です。
各選択肢については以下のとおりです。
1→15歳以上ではなく、20歳以上です。(法第3条)
2→MTFは生物学的な性別は男性で、心理的には女性です。
4→ガイドラインでは「成年に達していること」となっています。
5→現在、規定されておらず、2016年学習指導要領の改訂で取り上げられるよう求められています。
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