精神保健福祉士の過去問
第16回(平成25年度)
精神保健の課題と支援 問16
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問題
第16回(平成25年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健の課題と支援 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
認知症高齢者の支援に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 認知症疾患医療センターは、国が設置する高度専門医療研究センターである。
- 認知症地域支援推進員は、市町村において医療機関・介護サービス事業所などをつなぐコーディネーターである。
- 認知症サポーターキャラバンは、認知症高齢者支援について高い専門性を有する福祉職を養成する事業である。
- レスパイトケアは、認知症高齢者が家庭を離れて休息するための方法である。
- 認知症サポート医は、認知症高齢者を身近で支える、かかりつけ医のことである。
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この過去問の解説 (2件)
01
1.認知症疾患医療センターは、都道府県及び指定都市に設置される専門医療機関です。認知症に関する専門医療の提供や地域連携、情報発信などを行います。国が設置する高度専門医療研究センターは6法人あり、がん研究センター、循環器病研究センター、精神・神経医療研究センター、国際医療研究センター、成育医療研究センター、長寿医療研究センターがあります。
2.認知症地域支援推進員は、市町村において医療機関・介護サービス事業所などをつなぐコーディネーターです。新オレンジプランでは、平成30年度からすべての市町村で実施するよう目標が引き上げられています。
3.認知症サポーターキャラバンは、認知症の人や家族を温かく見守る応援者(認知症サポーター)を養成する事業です。
4.レスパイトケアは、認知症高齢者ではなく、認知症高齢者の家族が介護を離れて休息するための方法です。
5.認知症サポート医は、かかりつけ医への研修・助言をはじめ、地域の認知症に係る地域医療体制の中核的な役割を担います。
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02
各選択肢は以下のとおりです。
1→認知症疾患医療センターとは、都道府県及び指定都市により認知症専門医療の提供と介護サービス事業者との連携を担う中核機関として指定を受けた医療機関のことです。
3→認知症サポーターキャラバンは、認知症の人と家族との応援者であるサポーターを養成する事業です。
4→レスパイトケアは、認知症患者を介護している人が介護から離れて休息するための方法です。
5→認知症サポート医は、かかりつけ医への研修・助言をはじめ、地域の認知症に係る地域医療体制の中核的な役割を担う医師です。
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