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精神保健福祉士の過去問「第33610問」を出題

問題

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集団における行動に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
   1 .
社会的ジレンマとは、集団的な討議を行うことによって、より安全志向な結論が得られやすくなることをいう。
   2 .
ピグマリオン効果とは、集団において多数派の意見や期待に合わせて、個人の意見や行動が変化することをいう。
   3 .
傍観者効果とは、緊急的な援助を必要とする場面であっても、周囲に多くの人がいることによって、援助行動が抑制されることをいう。
   4 .
同調とは、他者の存在によって作業の効率が向上することをいう。
   5 .
コーシャス・シフトとは、集団のメンバーの多くが個人的利益を追求した行動をとることで、集団全体にとって不利益な結果となることをいう。
( 第20回(平成29年度) 精神保健福祉士国家試験 心理学理論と心理的支援 )

この過去問の解説 (3件)

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正答は「3」です。

1. 設問はコーシャス(慎重な)・シフトの説明です。社会的ジレンマとは、個人の利益と集団・社会の利益が一致しないことによる不利益のことで、個々の利己的な利益追求が社会全体を悲劇に陥れることを指します。
社会的ジレンマの有名な例として「共有地の悲劇」が挙げられます。共有の牧草地を全メンバーがルールを守って活用していれば全員が利益を享受できますが、一人でも乱獲する人がいると資源が枯渇してしまうため、自分が獲らなければ誰かが獲るので、全体の不利益になるとわかっていても各メンバーは結局乱獲をしてしまい、社会全体に不利益が起きる、という現象のことです。

2. 設問は同調についての説明です。ピグマリオン効果とは、ローゼンタールが発表した教育心理学の心理的行動の一つです。教師の期待によって学習者の成績が向上することを指します。

3. 正解です。設問の通りです。自分以外に傍観者がいる場合、率先して行動起こさない心理で、その理由としては以下の3つが挙げられています。①多元的無知(他者が行動を起こさないのを見て緊急性がないと考える)、②責任分散(他者と同調することで責任が分散される)、③評価懸念(行動を起こしたことが非難される可能性を考える)の3つです。

4. 設問は社会的促進についての説明です。同調とは自分の意見や信念を曲げて多数派や集団に従うことです。

5. 設問は社会的不利益についての説明です。コーシャス・シフトとは、集団極性化の一つで、集団で討議を行うことで個人での検討よりも慎重な結論になることを指します。一方で、集団討議の結果が個人の検討よりもリスクの高い結論になることをリスキー・シフトといいます。
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正解は3です。
傍観者効果の事例としては、「いじめの存在を知っていても、誰も止めない」「交通事故を目の当たりにしても、誰も通報しない」といったことが挙げられます。

その他の解説は、以下のとおりです。
1.『コーシャス・シフト』の説明です。反対に、集団での意思決定によって個人よりもリスクが高くなることを『リスキー・シフト』と呼びます。
社会的ジレンマとは、社会において個人の選択は合理的に思えても、社会全体で見ると非合理的な結果を生んでしまう事象のことです。

2.『同調』の説明です。
ピグマリオン効果は、アメリカの教育心理学者・ローゼンタールが提唱した概念。人は期待された通りの結果を出す傾向があるとし、「教師が期待をかけた生徒とそうでない生徒では、成績に明らかな違いが見られた」という実験が有名です。

4.『社会的促進』の説明です。
同調は、集団における多数派に合わせて、個人の意見や行動が変化することを指します。(選択肢2の内容)

5.『社会的ジレンマ』の説明です。
コーシャス・シフトとは、集団的な討議によって、個人での意思決定よりも安全志向な結論が得られやすくなることを指します。(選択肢1の内容)
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正答【3】

1.誤答
集団的な討議を行うことによって、より安全志向な結論が得られやすくなるという概念は「コーシャスシフト」の説明です。一方、集団的な討議を行うことで、危険志向を増大させるという概念は「リスキーシフト」です。


2.誤答
ピグマリオン効果とは、相手に期待することで、相手もその期待に応えることで結果的に期待が達成されるという効果です。
集団において多数派の意見や期待に合わせて、個人の意見や行動が変化することをいうのは「同調」です。


3.正答 
正答です。
傍観者効果とは、緊急的な事象や援助を必要とする場面で、周囲に多くの人がいると「自分以外の誰かがやってくれる・助けてくれる」などと考え、自ら行動を起こさず見ているだけという集団心理の一つです。


4.誤答 
他者の存在によって作業の効率が向上するのは「社会的促進」です。
一方、集団で作業を行うことで、個人が、自分一人が手を抜いても大丈夫と考えることで、作業効率が低下することを「社会的手抜き」といいます
「同調」については選択肢2を参照してください。


5.誤答 
集団のメンバーの多くが個人的利益を追求した行動をとることで、集団全体にとって不利益な結果となるのは「社会的ジレンマ」の説明です。
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