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精神保健福祉士の過去問 第22回(令和元年度) 精神保健の課題と支援 問101

問題

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成人の勤労者を対象に、職場でのストレスの大きさ、職場でのサポートの程度及び抑うつ症状の重症度について、一定の尺度を用いた質問紙調査を行った。調査で得られた量的データを基に抑うつ症状を従属変数として、職場でのストレス及び職場でのサポートの二つの独立変数との関連性について分析を行った。次のうち、上記のデータ分析方法の名称として、正しいものを1つ選びなさい。
   1 .
カイ2乗検定
   2 .
デルファイ法
   3 .
重回帰分析
   4 .
分散分析
   5 .
因子分析
( 第22回(令和元年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健の課題と支援 問101 )
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この過去問の解説 (3件)

42
1.×
 カイ2乗検定は、2つの変数に対する2つの事象が互いに独立しているか、または観測された値と期待される理論的な値が適合するかを検定するものです。

2.×
 デルファイ法は、専門家グループなどが持つ直観的意見や経験的判断を、反復型調査を使って、組織的に意見を集約・洗練・収束したり、論点を明確にする方法です。

3.○
 重回帰分析は、1つの連続量変数を2つ以上の変数で説明することです。

4.×
 分散分析は、3つ以上の平均値の相違を検討するものです。

5.×
 因子分析は、多変量データの中の共通因子を探るための解析手法です。

付箋メモを残すことが出来ます。
22
正解は3です。

1.カイ2乗検定 は、2つの関係で人数を調査し、それぞれの重症度を2×2の分割表で作成します。

2.デルファイ法 は、対象のテーマや設問について参加者に個別に回答してもらい、得られた結果をフィードバックして他の参加者の意見をみてもらいそのあと再度同じテーマについて回答します。これを何度か繰り返し、組織的な見解を得ることを目指します。

3.重回帰分析 の「重」は統計用語で複数、「回帰」は因果関係を意味します。関連する複数の要因のうち、どの変数がどの程度の結果を左右してるのかを数値化し、その関係をもとにして将来の予測を行う統計法です。

4.分散分析 は、分散を利用して平均値を分析する手法です。

5.因子は、ある結果を導き出す要素のことを指します。多くの結果の背後にひそむ潜在的な要因をあきらかにするのが、因子分析です。

18
正解3です。

データ分析方法についての設問です。

1→カイ2乗検定とは、カイ2乗分布を用いて比較したいものについての頻度を検定することをいいます。

2→デルファイ法とは、集団の意見を集めて、統一的な意見を得る方法のことをいいます。

3→重回帰分析とは、重は「複数」、回帰は「因果関係」を意味します。結果を左右している要因を考え、関係を調べていく方法です。

4→分散分析とは、3群以上の平均値の検定をする際に実施する方法のことをいいます。

5→因子分析とは、共通因子を探して消費者を理解するためによく使われる方法です。


設問では「調査で得られた量的データを基に抑うつ症状を従属変数として、職場でのストレス及び職場でのサポートの二つの独立変数との関連性について分析を行った。」ということなので「重回帰分析」がデータ分析方法として使われたと考えられます。

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