精神保健福祉士の過去問
第16回(平成25年度)
精神保健の課題と支援 問19

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問題

第16回(平成25年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健の課題と支援 問19 (訂正依頼・報告はこちら)

法規とその内容に関する次の組み合わせのうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 覚せい剤取締法 ------- 違法ドラッグ
  • 労働安全衛生法 ------- 労働条件の決定又は変更
  • 医療観察法 ----------- 家庭裁判所
  • 酔っぱらい防止法 ----- DPAT(災害派遣精神医療チーム)
  • 警察官職務執行法 ----- 精神錯乱又は泥酔

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は5です。

1.覚せい剤取締法の対象は、覚せい剤及び覚せい剤原料です。違法ドラッグを取締る法律は、医薬品医療機器等法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律。旧薬事法)になります。

2.労働条件の決定又は変更について規定されているのは、労働基準法です。労働安全衛生法は、「職場における労働者の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進すること」を目的としています。

3.医療観察法が関係するのは、地方裁判所です。

4.DPAT(災害派遣精神医療チーム)は、大規模災害時に精神科医療及び精神保健活動の支援を行うための専門的な精神医療チームです。酩酊者を対象とする酔っぱらい防止法とは関係ありません。

5.警察官職務執行法では、警察官が保護しなければならない者として、「精神錯乱又は泥酔のため、自己又は他人の生命、身体又は財産に危害を及ぼすおそれのある者」と記されています。

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02

正解は5です。

他の選択肢については以下のとおりです。

1→覚せい剤取締法と対になるものは「覚せい剤及び覚せい剤原料」です。

2→労働安全衛生法は「労働災害防止のための危険防止基準の確立」を目的にしています。

3→医療観察法と対になるのは「地方裁判所」です。

4→酔っ払い法と対になるものは「酩酊者」です。酩酊者とは、酒に酔っているもので、アルコールの影響により正常な行為ができないおそれのある者を指します。DPATと関連するのは「災害時こころの情報支援センター」です。

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