精神保健福祉士の過去問
第16回(平成25年度)
精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問40
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問題
第16回(平成25年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問40 (訂正依頼・報告はこちら)
就労移行支援事業所に勤務するF精神保健福祉士は、来週、地域の企業に就職が決まったGさんと面接を行った。 Gさんは、面接を通して自分の変化を振り返り、働くための生活習慣を身につけられたことと、自分に合った仕事を見つけるという目標を達成できたことに満足していた。しかし、サービスを受け始めたころのプログラムが単調で物足りなかったことと、就労までに時問がかかり過ぎたことは残念だったとも述べた。 F精神保健福祉士は、 Gさんにどのような支援があったらより早く就労できたと思うか質問し、 Gさんが答えてくれた内容を次の支援にいかしていくことを約束した。次のうち、この面接を実施した支援過程として、正しいものを1つ選びなさい。
- モニタリング
- 再アセスメント
- エバリュエーション
- 終結
- アフターケア
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この過去問の解説 (2件)
01
1.モニタリングは、経過観察として状況の把握や、支援計画とのズレを観察します。ここでは就職が決まったという達成段階にあると考えられるので、モニタリングには該当しません。
2.再アセスメントとは、モニタリングの結果、好ましくない状況となり、軌道修正するために再びアセスメントを行うことをいいます。ここでは目標を達成できていることが読み取れるため、再アセスメントとはいえません。
3.エバリュエーション(事後評価)とは、支援に対する総合的な評価をいいます。ここでのGさんとのやりとりはエバリュエーションに該当します。
4.終結は、エバリュエーション(事後評価)の後、クライエントとの合意の上で支援を終了することをいいます。Gさんとの話し合いからは、支援終結の話はでてきていないため、終結したとはいえません。
5.アフターケアとは、終結後のフォローをいいます。この面接での支援過程を表す言葉とはいえません。
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02
目標を達成できたとあるので、支援が終わった段階です。よって事後評価です。エバリューションとは事後評価のことです。
1→モニタリングとは現状を観察して把握することです。
2→アセスメントとは事前評価のことです。
4→終結は事後評価も終わった段階のことです。
5→アフターケアは労災で傷病を負った人の後遺症に対するケアのことです。
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