問題
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Aさん (55歳、男性)は、3年前に筋萎縮性側索硬化症(ALS)と確定診断されている。6か月前に、嚥下が困難になり、発熱、脱水のため入院して、誤嚥性肺炎と診断された。その後、胃瘻造設術を受けている。現在は、退院して自宅にいるが、球麻痺(嚥下困難、構音障害など)があり、また四肢の筋萎縮と筋力低下が著明で寝たきりの状態である。右上肢は肘と手首を少し動かすことはできるが、手指を動かすことはできず、左上肢と両下肢はほとんど動かすことができない。眼球は動かすことができる。
次の記述のうち、Aさんの症状に関連する事項として、正しいものを1つ選びなさい。
次の記述のうち、Aさんの症状に関連する事項として、正しいものを1つ選びなさい。
1 .
経口摂取をしていないので、誤嚥性肺炎を再発することはない。
2 .
球麻痺があるため、コミュニケーションの確立はできない。
3 .
呼吸筋障害による呼吸不全をきたすことがある。
4 .
感覚障害と排尿障害を伴うことが多い。
5 .
介護保険の給付を受けられない。
( 第16回(平成25年度) 精神保健福祉士国家試験 人体の構造と機能及び疾病 問84 )