精神保健福祉士の過去問
第16回(平成25年度)
人体の構造と機能及び疾病 問87

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問題

第16回(平成25年度) 精神保健福祉士国家試験 人体の構造と機能及び疾病 問87 (訂正依頼・報告はこちら)

リハビリテーションに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 温熱療法などの物理療法は、作業療法に含まれる。
  • 作業療法は、身体又は精神に障害のある者に対して行われる。
  • 理学療法と作業療法は、脳血管障害発症後の急性期には行わない。
  • リハビリテーションには、教育や職業などの分野は含まれない。
  • リハビリテーション医学では、障害の予防や再発予防は取り扱われない。

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この過去問の解説 (3件)

01

他の選択肢については、以下のとおりです。

1→作業療法ではなく、理学療法です。

3→急性期にリハビリを行うことは廃用症候群の予防につながり有効です。

4→リハビリの目的の一つは機能回復です。そのため、教育や職業の分野にも関係します。

5→リハビリテーションには機能維持という考え方もあります。そのため、予防も取扱います。

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02

正答【2】

1.誤答
物理療法は作業療法でなく「理学療法」に含まれます。
理学療法とは病気やけが、年齢や障害などによって運動機能が低下した状態にある人を対象に運動機能の維持・改善を目的に物理的手段を用いて行われる治療法です。

2.正答
作業療法は、身体または精神に障がいのある者に対して生活上必要な動作や社会適能力の回復を目的とした治療を行います。

3.誤答
脳血管障害発症後の急性期から理学療法や作業療法などリハビリを開始するのがとても重要になってきています。
できるだけ早い時期からリハビリを行うことで廃用症候群の防止と機能回復の促進につながります。

4.誤答
リハビリテーションは、「医療的」「社会的」「教育的」「職業的」の4つの分野で行われます。

5.誤答
医学的リハビリテーションは、機能回復も重要な役割ですが、最も重要な役割は「障害予防」です。

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03

1.誤答。物理療法は理学療法に含まれます。

2.正答。その通り。

3.誤答。急性期からリハビリすると予後がよくなります。

4.誤答。リハビリテーションはその人のすべてに対して行われます。

5.誤答。リハビリテーションには予防的観点も含まれます。

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