精神保健福祉士の過去問
第16回(平成25年度)
社会理論と社会システム 問97
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問題
第16回(平成25年度) 精神保健福祉士国家試験 社会理論と社会システム 問97 (訂正依頼・報告はこちら)
都市化に伴う地域社会の変化に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 都市化によってまず都心部に人口が集中し、次いでその周辺の郊外の人口が増えていくが、その後も都心部の人口が減少することはない。
- 都市化によって人口量と人口密度が増大し、社会的な異質性が高まっても、人々の社会関係や生活様式は変化しない。
- 都市化によって親族や近隣の地域集団は解体されていく傾向がみられるが、家族や親しい友人とのパーソナルな関係がなくなるわけではない。
- 都市化によって生活基盤の不充足等の社会問題が現れても、住民自身がその充足を目指す活動を起こすことはない。
- 都市化によって公的なサービスが整備されれば、地域社会におけるボランティア活動や相互扶助的なサービス提供は必要でなくなっていく。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.誤答
都心部に人口が集中することで地価の高騰や雇用問題、生活環境の悪化等によって都市周辺の人口が増える一方で中心部に人口が減少するというドーナツ現象が見られるようになります。
2.誤答
都市の規模や人口密度、異質性が大きければ大きいほど都市に特徴的な生活様式(生活様式としてのアーバニズム)に変化していきます。
3.正答
都市化によって個人化は進みますが、パーソナルな関係はライフスタイルが類似している人との間や個人の選択によって構築されていくので説明文は正答です。
4.誤答
住民が主体的に活動して行政等に働きかけを行うことをソーシャルアクションと言います。
5.誤答
行政による公的なサービスが整備されても、社会生活の中には公的サービスでは担えない地域問題が多くあります。そのため地域社会におけるボランティアや相互扶助は必要になります。
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02
都市化とは、都市固有の文化携帯が都市以外の地域に広がり定着することをいいます。
各選択肢については以下のとおりです。
1→空洞化が起こる場合があります。よって誤りです。
2→農村的生活様式から都市生活様式に変り、都市生活様式になると犯罪も増えます。
4→住民運動や市民オンブズマンなどの活動があります。
5→都市機能にそったボランティアの必要性があります。
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03
2.誤答。社会的な異質性が高まると生活様式は変化していきます。
3.正答。その通り。
4.誤答。住民が主体的に活動して行政に働きかけることをソーシャルアクションと言います。
5.誤答。住民の互助はこれからも重要な位置を占めます。
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