精神保健福祉士の過去問
第17回(平成26年度)
精神保健の課題と支援 問11
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問題
第17回(平成26年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健の課題と支援 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、燃え尽き症候群(バーンアウトシンドローム)の主たる症状として、正しいものを1つ選びなさい。
- 情緒的消耗感、脱人格化、個人的達成感の低下
- 耐えがたい眠気、情動性脱力発作、睡眠麻痺
- 一過性の幻覚、手指の震え、精神運動興奮
- フラッシュバック、回避行動、過覚醒
- 自尊心の肥大、考えが次々浮かぶ、精神運動性の焦燥
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この過去問の解説 (4件)
01
1、正解です。
2、この記述は、「ナルコレプシー」の説明になります。
「ナルコレプシー」とは、昼間の耐えがたい眠気、全身の力が抜けてしまう情動脱力発作や、寝入りに現れる睡眠麻痺などの症状を主とします。
3、この記述は、アルコール依存症の離脱症状時における振戦せん妄の説明です。重度のアルコール依存症の方が飲酒を数日間中断してしまうと、不安・興奮・発汗・頻脈・手の震え・幻覚・意識障害が症状として現れます。
4、この記述は、PTSDの説明になります。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは、強烈なショック体験、強い精神的ストレスが原因で生じるものです。おもな症状として、フラッシュバックや、回避行動等が挙げられます。
5、この記述は、双極性感情障害の説明です。
躁状態になってしまうと、自身の能力を過信して、実現するのが難しい計画をたてたり、考えが次々に浮かんだり、精神運動性の焦燥等が見られるようになります。
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02
1.情緒的消耗感、脱人格化、個人的達成感の低下は、燃え尽き症候群の主たる症状です。
2.耐えがたい眠気、情動性脱力発作、睡眠麻痺は、ナルコプレシー(突然入眠状態になる睡眠障害)の主たる症状です。
3.一過性の幻覚、手指の震え、精神運動興奮は、せん妄の主たる症状です。
4.フラッシュバック、回避行動、過覚醒は、PTSDの主たる症状です。
5.自尊心の肥大、考えが次々浮かぶ、精神運動性の焦燥は、躁病の主たる症状です。
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03
燃え尽き症候群は、仕事など特定の物事にエネルギーを使いすぎた結果引き起こされます。症状として、情緒的消耗感、脱人格化、個人的達成感の低下などが挙げられます。
その他の選択肢については以下のとおりです。
2…「ナルコレプシー」という睡眠障害の説明です。
3…アルコール依存の離脱症状で、「せん妄」と呼ばれます。
4…「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」の説明です。
5…躁状態の時にみられる症状です。
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04
1 . 〇
情緒的消耗感、脱人格化、個人的達成感の低下
2 . × ナルコレプシー(過眠症)の症状です。仕事中にガクッと眠ってしまうなどの症状が現れます。
3 . × 一過性の幻覚、手指の震え、精神運動興奮 これらは、アルコールの離脱症状だそうです。
4 . × これは、PTSD(外傷後ストレス障害)の症状です。
5 . × 自尊心の肥大、考えが次々浮かぶ、精神運動性の焦燥 → これは躁状態のときに現れる症状のようです。
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