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精神保健福祉士の過去問 第18回(平成27年度) 精神疾患とその治療 問3

問題

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ICD−10における精神および行動の障害に関する次の組合せのうち、正しいものを1つ選びなさい。
   1 .
症状性を含む器質性精神障害 ----- 広汎性発達障害
   2 .
統合失調症、統合失調型障害および妄想性障害 ----- 急性一過性精神病性障害
   3 .
気分(感情)障害 ----- 統合失調感情障害
   4 .
神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害 ----- 摂食障害
   5 .
生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群 ----- 性同一性障害
( 第18回(平成27年度) 精神保健福祉士国家試験 精神疾患とその治療 問3 )
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この過去問の解説 (3件)

64
正解は2です。

ICD-10(国際疾病分類第10版)とは、WHOが作成する疾病の分類で、1900年に第1版が出版され、以降10年ごとに改訂されています。第10版は1990年の改訂版です。
AからZまでのコードで疾病が大まかに分類されています。問題はFに分類される「精神および行動の障害」からの出題です。

広汎性発達障害は、「F8:心理的発達の障害」に分類されます。

急性一過性精神病性障害は、「F2:統合失調症、統合失調症型障害および妄想性障障害」に分類されるので、適切な組合せです。

統合失調感情障害は、「F2:統合失調症、統合失調症型障害および妄想性障障害」に分類されます。

摂食障害は、「F5:生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群」に分類されます。

性同一性障害は、「F6:成人の人格および行動の障害」に分類されます。

付箋メモを残すことが出来ます。
43
正解は2です。

1.「広汎性発達障害」は「F80-F89 心理的発達の障害」に分類されています。

2.「急性一過性精神病性障害」は「F20-F29 統合失調症、統合失調型障害および妄想性障害」に分類されています。

3.「統合失調感情障害」は「F20-F29 統合失調症,統合失調症型障害及び妄想性障害」に分類されています。

4.「摂食障害」は「F50-F59 生理的障害及び身体的要因に関連した行動症候群」に分類されています。

5.「性同一性障害」は「F60-F69 成人の人格及び行動の障害」に分類されています。

28
 正解は2です。

1.広汎性発達障害も脳の機能障害として「症状性を含む器質性精神障害」と思われがちですが、器質性精神障害はF0で、脳そのものの器質的病変、または脳以外の身体疾患です。アルツハイマー病型認知症や血管性認知症などがあります。脳が二次的に障害を受け、精神障害を起こします。      
「広汎性発達障害」はF8で、心理的発達の障害に分類されます。
 発達障害は、生まれつきの脳機能障害を出発点にそこから家庭環境や集団、社会の影響で心理的ストレスを受け、二次性の精神障害を起こします。体や脳そのものが新たに障害を受けて二次障害を起こすものではありません。

2.「統合失調症、統合失調型障害および妄想性障害」はF2で、「急性一過性精神病性障害」が入っているので、正解です。

3.「気分(感情)障害」はF3で、うつ病と双極性障害を含んでいるグループです。躁病やうつ病エピソードなどがあります。
 「統合失調感情障害」はF2で、気分障害と統合失調の症状が両方みられるものです。

4.「神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害」はF4で、強迫性障害や重度ストレス反応および適応障害など分類されています。
 「摂食障害」は過去に同じ神経症のグループでしたが、ICD10からはグループ外となり、F5の生理障害および身体的要因に関連した行動症候群に分類されています。

5.「生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群」は摂食障害や睡眠障害などです。
 「性同一性障害」はF6で、成人の人格及び行動の障害に分類されています

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