精神保健福祉士の過去問
第18回(平成27年度)
精神保健の課題と支援 問14

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問題

第18回(平成27年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健の課題と支援 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

マタニティブルーズ(maternity blues)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

マタニティブルーズは、産後数日で発症します。情緒不安定になり、涙もろさやイライラ、不眠や意欲の低下などの症状が出ますが、一過性のもので1週間程の短期間で軽快します。

1:産後4週間以上経過してから出現するのは、産後うつ病が考えられます。産後うつ病は、産後数週間から数ヶ月以内に発症するうつ病で、著しい不眠、顕著な情緒不安、倦怠感からの自殺などと症状は重く、治療が必要です。

3:幻覚や妄想が主な症状となるのは、統合失調症であり、マタニティブルーズでは、幻覚や妄想が主な症状ではないので誤りです。

4:マタニティブルーズは一過性のものであり、精神科における治療をほとんど必要としないので誤りです。

5:マタニティブルーズも産後うつ病も、出産を契機として起こりますが、マタニティブルーズは、軽いうつの状態であり、産後うつ病は、重いうつ病です。マタニティブルーズと産後うつ病は全く別です。

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02

正解は2です。

1.産後数日で出現します。

2.一過性のもので短期間に軽快します。

3.幻覚や妄想はありません。

4.一過性のものであるため、精神科における治療は行わないのが基本です。

5.産後うつ病とは別のものとして扱われます。

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03

 正解は2です。

1.出産直後から数日、1週間ぐらいまでの一時的な気分の変調です。

2.症状は一過性のもので、短期間で軽快します。

3.抑うつや不安、緊張、食欲不振はありますが、幻覚や妄想はありません。

4.一時的なものなので、精神科の治療はせず、自然に落ち着くのを待ちます。

5.産後うつ病とは異なります。産後うつ病は、気分の落ち込みやうつ病の症状が少なくとも2週間続きます。

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