精神保健福祉士の過去問
第18回(平成27年度)
精神保健の課題と支援 問20
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問題
第18回(平成27年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健の課題と支援 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
セルフヘルプグループに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 専門家の援助を基本とする。
- 本人たちの相互援助を重視する。
- 法人格の取得を原則とする。
- 共同生活を基本とする。
- 匿名性を徹底する。
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この過去問の解説 (3件)
01
セルフヘルプグループは、同じ疾病や障害をもつ人、またはその家族が、仲間として自主的に活動を行うグループです。同じような苦しみや悩み、抱えている問題を分かち合い、互いに理解し助け合って、解決を目指して行きます。
1:当事者同士の自助を特徴としますので、専門家は、側面からの援助が役割となります。従って、誤りです。
2:本人たちの相互援助を基本としますので、正解です。
3:セルフヘルプグループは、公的な制度のもとで活動するものではないので、法人格の取得は必須ではありませんので、誤りです。
4:共同生活という形で行われるセルフヘルプグループもありますが、全てのセルフヘルプグループで原則とはなっておらず、誤りです。
5:匿名性を徹底するセルフヘルプグループは多数ありますが、全てのセルフヘルプグループで原則となっているわけではありませんので、誤りです。
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02
1.セルフヘルプグループでは、専門家の援助は側面的であり、基本とするものではありません。
2.セルフヘルプグループは、本人たちの相互援助を重視します。
3.セルフヘルプグループについて、法人格の有無は関係ありません。
4.セルフヘルプグループは、共同生活が基本ではありません。共同生活をしていないセルフヘルプグループも多くあります。
5.セルフヘルプグループは、匿名性が基本ではありません。匿名性でないセルフヘルプグループも多くあります。
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03
セルフヘルプグループとは、自助グループ、当事者組織などで、病気、障害、依存など同じ状況にある人や家族が、相互に援助しあうために組織し運営をするグループのことをさします。
1.専門家は側面的な支援となり、援助を基本とはしていません。
2.本人たちの相互援助を重視します。
3.法人格の取得は原則ではありません。
4.共同生活は基本ではありません。
5.メンバーの匿名性が重視されているグループは多いですが、徹底することは義務づけられていません。
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