精神保健福祉士の過去問
第19回(平成28年度)
精神疾患とその治療 問5

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問題

第19回(平成28年度) 精神保健福祉士国家試験 精神疾患とその治療 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、解離性(転換性)障害の症状として、正しいものを1つ選びなさい。
  • 運動失語
  • 小脳失調
  • けいれん
  • 左右失認
  • 視覚失認

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

解離性(転換性)障害の主な症状は、解離性健忘、解離性遁走、カタレプシー、解離性昏迷、離人症、解離性てんかん、けいれん、多重人格症状等です。

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02

正解は3になります。
解離性(転換性)障害は、自己の堪え難い体験や問題を身体症状に転換させる自己防衛機制の働きであり、健忘や運動障害、けいれんなど様々な症状を引き起こします。的外れな応答を行うガンザー症候群や複数の人格があらわれる多重人格障害なども引き起こされることがあります。

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03

「解離」とは、本来一つにまとまっている、知覚や記憶、意識などが一時的に失われてしまう状態で、遁走や離人感、健忘、てんかんや運動失調など様々な状態が現れます。
このような症状が深刻で日常生活に影響を及ぼす場合は、解離性障害と呼びます。
過去のトラウマや、耐え難い心理的な葛藤などから、感情を、意識的な思考から切り離さざるを得なくなって発症する、といった心理的原因が想定されています。

以上から、正解は3です。

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