精神保健福祉士の過去問
第19回(平成28年度)
精神保健の課題と支援 問18

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問題

第19回(平成28年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健の課題と支援 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、精神医療審査会の事務を行う機関として、正しいものを1つ選びなさい。
  • 保健所
  • 精神保健福祉センター
  • 市町村保健センター
  • 福祉事務所
  • 家庭裁判所

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この過去問の解説 (3件)

01

精神医療審査会とは、非自発的な入院の要否および入院中の処遇の適否を審査する機関です。昭和63年の精神保健法で規定され、精神保健福祉法においても継続しています。

×1 . 保健所 -----精神保健に関しては、心の健康相談、アルコール、思春期、青年期、認知症、家庭内暴力、引きこもりその他などさまざまな精神保健福祉業務を行います。

〇2 . 精神保健福祉センター-----精神保健福祉法に定められた都道府県及び指定都市に設置された機関です。

×3 . 市町村保健センター-----地域住民への健康相談、保健指導及び健康診査その他の必要な事業を行います。 もともとは保健所の業務であった相談事業の一部を受け継いでいます。

×4 . 福祉事務所 -----社会福祉法に規定されている福祉に関する行政機関です。

×5 . 家庭裁判所 ------成年後見や親権、扶養や相続に関する家事事件、少年法に基づく犯罪や非行を犯した未成年者の保護処分等を行う司法機関です。入院の可否についての審査はありません。

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02

正解は2です。

精神医療審査会の事務を行う機関として、正しい機関は精神保健福祉センターです。

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03

精神医療審査会は、精神保健福祉法12条に定められた機関で、精神障害を持つ人の人権を守りながら、入院処遇に関して、専門的かつ独立的に審査する機関を指します。
合議体で形成され、その事務は精神保健福祉センターに置かれます。

以上から、正解は2です。

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