精神保健福祉士の過去問
第19回(平成28年度)
人体の構造と機能及び疾病 問81

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問題

第19回(平成28年度) 精神保健福祉士国家試験 人体の構造と機能及び疾病 問81 (訂正依頼・報告はこちら)

身体の標準的な成長・発達に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 器官が形成され始めるのは、受精後24週以降である。
  • 体重が出生時の約2倍になるのは、出生後3~4か月である。
  • 身長が出生時の約2倍になるのは、2歳前後である。
  • 乳歯は、生えそろうと32本になる。
  • リンパ系組織が成長のピークとなるのは、乳幼児期である。

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この過去問の解説 (3件)

01

×1 . 器官が形成され始めるのは、受精後「8週目までに」始まります。化学物質や薬物、放射線照射などの影響に気を付ける必要があります。

〇2 . 体重が出生時の約2倍になるのは、出生後3~4か月です。1歳では約1.5倍程度になります。

×3 . 身長が出生時の約2倍になるのは、「3歳の終わりから4歳ごろ」です。

×4 . 乳歯は、生えそろうと20本となります。永久歯が親知らずを入れて32本になります。

×5 . リンパ系組織が成長のピークとなるのは、思春期初期の12~13歳です。

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02

正解は2です。

1.受精後8週目には器官が形成され始めます。

2.出生後3~4か月には、体重が出生時の約2倍になります。

3.身長が出生時の約2倍になるのは、4歳前後です。

4.乳歯は生えそろうと20本になります。32本は親知らずを含めた永久歯の本数です。

5.リンパ系組織が成長のピークとなるのは、思春期の始めまでです。

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03

1.誤り。器官形成期は胎芽期とも言われています。受精後8週までの事を指し重要な臓器(呼吸器、循環器等)が形成される時期となります。放射線・薬等には注意が必要になります。

2.正しい。子育てをされた方は何となくイメージ出来るのではないでしょうか?出生3000g、生後3-4ヶ月で2倍(6000g)、生後1年で3倍(約10キロ)が目安となっています。

3.誤り。身長が2倍になるのは3~4才頃です。新生児~子供の成長度合いについては頻出問題となっております。前問でも解説しましたが子育て経験のある方は「そういえばこうだったな、と」思い出しましょう。子育て経験の無い方も何はイメージを広げて結びつけると覚えやすいと思います。

4.誤り。リンパ系組織がピークとなるのは10~12歳頃です。

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