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精神保健福祉士の過去問 第19回(平成28年度) 社会理論と社会システム 問95

問題

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次のうち、所得格差を示す指標として、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
エンゲル係数
   2 .
ジニ係数
   3 .
幸福度指標
   4 .
貧困線
   5 .
GDP
( 第19回(平成28年度) 精神保健福祉士国家試験 社会理論と社会システム 問95 )
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この過去問の解説 (3件)

13
×1 . エンゲル係数は、消費支出における食費が占める割合を示していて、家計の生活水準を表す指標と言われます。エンゲル係数が大きいと貧困生活と判断される傾向があると言われてきました。

〇2 . ジニ係数は、イタリアの統計学者ジニが考案したものです。所得分配の格差や不平等が大きいとジニ係数が大きくなります。0~1までで0が完全に平等で、1が完全に特定の層に集中している意味となります。

×3 . 幸福度指標は、2011年(平成23年)に内閣府によって提案された人々の幸福感を表す指標です。所得格差についてのものではありません。

×4 . 貧困線は、貧困を測定するうえで基準となる線で、19世紀から20世紀初頭にかけてイギリスの貧困調査を行ったラウントリーによって指摘された最低生活を維持できるラインのことを示しています。

×5 . GDPは、国内総生産のことで、一国の経済規模を表す指標です。

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5
正解は2です。

1.エンゲル係数は、飲食費の割合で貧困の程度を分析するものです。所得格差を示す指標ではありません。

2.ジニ係数は所得格差を示す指標です。最も平等の時に0となり、所得格差が大きいほど1に近づきます。

3.幸福度指標は、幸福度を具体的に見えるように各種指標で表したものです。所得格差は指標に入っていません。

4.貧困線は、生活をしていくために最低限必要な収入のラインです。所得格差を示すものではありません。

5.GDP(国内総生産)は、国内で一定期間内に生産されたモノやサービスの付加価値の合計額です。所得格差を示す指標ではありません。

4
1.誤り。エンゲル係数とは家計の消費支出に占める飲食費の割合でドイツのエルンスト・エンゲルが発表しました。エンゲル係数=食料費÷消費支出×100で求められます。
エンゲル高いほど生活が苦しい事を指しています。
収入の15%前後が理想的と言われています。

2.正しい。ジニ係数はイタリアの統計学者ジニ氏が発表。ジニ係数は0から1の間で計算される所得格差を示す指標です。

3.誤り。幸福度指標は内閣府経済社会総合研究所が幸福度を具体的に見えるように各種指標で表したものです。
国連も世界幸福度ランキングを発表しており日本は54位だそうです。(上位はフィンランド、ノルウェーなどです)

4.誤り。貧困線は貧乏線とも呼ばれる事があります。貧困線以下の収入では生活していくのが難しい最小限度の生活水準を指しています。

5.誤り。GDPは国内総生産の事です。日本国内で生産された物やサービスの付加価値の合計額です。
日本の景気をはかる指標です。1位・アメリカ、2位・中国、次いで3位が日本です。

以上により選択肢2が正解となります。

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