精神保健福祉士の過去問
第20回(平成29年度)
社会保障 問51

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問題

第20回(平成29年度) 精神保健福祉士国家試験 社会保障 問51 (訂正依頼・報告はこちら)

社会保険の保険者に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 国民年金の保険者は、日本年金機構である。
  • 介護保険の保険者は、国である。
  • 国民健康保険組合の保険者は、市町村である。
  • 健康保険の保険者は、全国健康保険協会及び健康保険組合である。
  • 労働者災害補償保険の保険者は、都道府県である。

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この過去問の解説 (3件)

01

保険事業の運営主体のことを『保険者』といいます。
×1 . 国民年金の保険者は、国です。
×2 .介護保険の保険者は、市町村及び特別区です。
×3 . 国民健康保険組合の保険者は、ふたつあります。
   ①都道府県と市町村が合同で保険者となります(平成30年度改定)。
   ②国民健康保険組合があります。国民健康保険組合は、同種の事業または業務に従事する集団で全国または都道府県別に設立されています。(医師、食品販売業、理容美容業等)
〇4 . 健康保険の保険者は、全国健康保険協会及び健康保険組合のふたつです。
×5 . 労働者災害補償保険の保険者は、政府です。

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02

正解は4になります。
健康保険の保険者には、全国健康保険協会(協会けんぽ)と健康保険組合の2種類があります。

1 国民年金の保険者は国(厚生労働省)です。

2 介護保険の保険者は市町村および特別区です。40歳以上が対象(被保険者)となります。

3 国民健康保険の保険者は市町村が保険者であるもの(市町村国保)と国民健康保険組合が保険者となるもの(組合国保)があります。
 2018(平成30)年より市町村国保の方は、保険者に都道府県が加わり、都道府県が財政運営の責任主体とされています。

5 労働者災害補償保険の保険者は国となり、保険加入者(保険者に対して保険料を支払う)が事業主、被保険者が労働者という関係で成り立っています。

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03

正解は4です。

1→国民年金の保険者は国です。

2→介護保険の保険者は市町村および特別区です。

3→国民健康保険組合の保険者は、国保組合と健康保険組合の2種類があります。

4→健康保険の保険者は、全国健康保険協会及び健康保険組合です。

5→労働者災害補償保険の保険者は国です。

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