精神保健福祉士の過去問
第21回(平成30年度)
障害者に対する支援と障害者自立支援制度 問56
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問題
第21回(平成30年度) 精神保健福祉士国家試験 障害者に対する支援と障害者自立支援制度 問56 (訂正依頼・報告はこちら)
「平成28年生活のしづらさなどに関する調査(全国在宅障害児・者等実態調査)」における障害者の実態に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 障害者手帳の種類別でみると、精神障害者保健福祉手帳所持者数が最も多い。
- 身体障害者手帳所持者のうち、65歳以上の者は3分の2を超えている。
- 療育手帳所持者数は、前回の調査時(平成23年)よりも減少している。
- 精神障害者保健福祉手帳所持者のうち、最も多い年齢階級は「20歳〜29歳」である。
- 身体障害者手帳所持者のうち、障害の種類で最も多いのは内部障害である。
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この過去問の解説 (3件)
01
②正しい記述です。
③療育手帳所持者数は前回の調査時(平成23年)よりも増加しています。知的障害の認知度が高まり、療育手帳所持者が増えたことが原因の一つと思われます。
④精神障害者保健福祉手帳所持者のうち,最も多い年齢階級は「20歳以上65歳未満」となっており、半数以上を占めています。
⑤内部障害も増加傾向にありますが、一番多いのは肢体不自由です。
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02
1× 最も多いのは身体障害者手帳です。
身体障害者手帳所持者は428.7万人で、精神障害者保健福祉手帳所持者は84.1万人になります。
2○ 正答です。
身体障害者手帳所持者のうち、65歳以上の者は72.6%を占めています。
データから高齢と身体障害は関連性があると読み取れればいいと思います。
3× 療育手帳所持者数は前回より増加しています。
前回(平成23年)療育手帳所持者数は62.2万人に対して、今回(平成28年)は96.2万人と大幅に増えています。
4× 精神障害者保健福祉手帳所持者のうち最も多い年齢階級は「40~49歳」です。
全体の約2割を占めます。
5× 身体障害者手帳所持者のうち、障害の種類で最も多いのは「肢体不自由」です。
肢体不自由は193.1万人で全体の45%を占め、次に多いのが内部障害で124.1万人になります。
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03
障害者手帳の種類別で見ると、身体障害者手帳の所持者数が最も多くなっています。よってこの場合適切ではありません。
2(正解)
記載されている通りです。
3(不正解)
療育手帳所持者数は増加しています。以前と比べ知的障害や発達障害の認知度が高くなったことが要因と言われています。よってこの場合適切ではありません。
4(不正解)
最も多い年齢階級は65歳以上です。よってこの場合適切ではありません。
5(不正解)
身体障害者手帳所持者のうち、障害の種類で最も多いのは肢体不自由です。よってこの場合適切ではありません。
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