精神保健福祉士の過去問
第21回(平成30年度)
低所得者に対する支援と生活保護制度 問65
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問題
第21回(平成30年度) 精神保健福祉士国家試験 低所得者に対する支援と生活保護制度 問65 (訂正依頼・報告はこちら)
生活保護の扶助の種類とその内容に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 介護扶助には、介護保険の保険料は含まれない。
- 生業扶助には、就職のための就職支度費は含まれない。
- 葬祭扶助には、遺体の検案のための費用は含まれない。
- 生活扶助には、小学生の子どもの校外活動参加のための費用が含まれる。
- 教育扶助には、小中学校への入学準備金が含まれる。
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この過去問の解説 (3件)
01
介護保険の保険料は、生活扶助の中から加算という形で支給されます。よってこの場合適切ではありません。
2(不正解)
生業扶助には、就職のための就職支度金が含まれます。よってこの場合適切ではありません。
3(不正解)
葬祭扶助には、遺体の検案のための費用も含まれます。よってこの場合適切ではありません。
4(不正解)
小学生の子どもの校外活動参加のための費用は教育扶助の中に含まれます。よってこの場合適切ではありません。
5(不正解)
小中学校の入学準備金は一時扶助として位置付けられています。高校の入学準備金は生業扶助の中に位置付けられます。よってこの場合適切ではありません。
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02
1○ 正しいです。
介護扶助は「現物給付」なので、現金支給はありません。
よって、介護保険の保険料は「生活扶助」に含まれます。
(第12条、第15条の2)
2× 生業扶助には、就職の費用や器具、資料なども含まれています。
(第17条)
3× 葬祭扶助は「検案」も含まれます。(第18条)
4× 義務教育においての校外活動は、生活扶助ではなく、「教育扶助」に該当します。
5× 小中学校の入学準備金は教育扶助ではなく、「生活扶助」に含まれています。
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03
②生業扶助は自営業の設備費・運転資金や、仕事に就くために必要な技能を身につける費用、衣服などの購入など就職に関する支度費も含まれます。
③葬祭扶助には遺体の検案のための費用のほかに、死亡診断書の費用、運搬料、火葬料などが含まれます。
④小学生の子どもの校外活動参加のための費用が含まれるのは生活扶助ではなく、教育扶助となります。
⑤入学準備金は生活扶助の一時金に含まれます。
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