精神保健福祉士の過去問
第21回(平成30年度)
保健医療サービス 問71

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第21回(平成30年度) 精神保健福祉士国家試験 保健医療サービス 問71 (訂正依頼・報告はこちら)

「平成27年度国民医療費の概況」(厚生労働省)に基づく、日本の医療費に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 入院と入院外を合わせた医科診療医療費の割合は、国民医療費の70%を超えている。
  • 国庫と地方を合わせた公費の財源割合は、国民医療費の50%を超えている。
  • 65歳以上の国民医療費の割合は、国民医療費の70%を超えている。
  • 公費負担医療給付の割合は、国民医療費の70%を超えている。
  • 人口一人当たりの国民医療費は、60万円を超えている。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

公的医療保険における医療費の内訳・財源についての問題です。
推測でも選択肢は絞り込めるので、諦めず解いていきましょう。

1○ 正しいです。
入院と入院外を合わせた医科診療医療費の割合70.9%になります。

2× 国庫と地方を合わせた公費の財源割合は38.9%です。
医療保険の主な財源は保険料で全体の48.8%を占めます。

3× 65歳以上の国民医療の割合は59.3%と高めですが、7割を超えていません。

4× 公費負担医療給付とは生活保護受給者、難病、戦傷病者などの特定の人を対象とした医療給付です。
全体の7.4%しかありません。

5× 国民一人に占める医療費の平均額は33.3万円になります。

参考になった数17

02

①正しい記述です。入院が36.8%、入院外が34.2%で合計70.9%となっています。

②国庫からが25.7%、地方が13.2%で合計38.9%となっています。

③65歳以上の国民医療の割合は59.3%となっています。

④公費負担医療給付は7.4%です。指定難病や生活困窮者の医療費の負担ですので、そう多くはないと考えると理解しやすいです。

⑤人口一人当たりの国民医療費は33万円を超える程度です。

参考になった数5

03

1(正解)
記載されている通りです。

2(不正解)
公費の財源割合は国民医療費の40%弱となっています。よってこの場合適切ではありません。

3(不正解)
65歳以上の国民医療費の割合は約50%となっており、この場合適切ではありません。

4(不正解)
公費負担医療給付の割合は国民医療費の70%を超えておらず、この場合適切ではありません。

5(不正解)
国民一人当たりの国民医療費は約33万円となっています。よってこの場合適切ではありません。

参考になった数3