精神保健福祉士の過去問
第22回(令和元年度)
精神疾患とその治療 問89
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問題
第22回(令和元年度) 精神保健福祉士国家試験 精神疾患とその治療 問89 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、緊張病状態でよくみられる症状として、正しいものを2つ選びなさい。
- 躁気分
- 知能低下
- せん妄
- 常同症
- 拒絶症
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この過去問の解説 (2件)
01
緊張病状態とは、精神運動興奮または昏迷した状態のことを言います。統合失調症の病型です。
1→躁気分は双極性障害に見られる症状です。
2→知能低下は、緊張病状態でよくみられる症状として適切ではないです。
3→せん妄とは、意識精神障害のことです。緊張型の症状としては適切ではないです。
4→常同症とは、同じ運動や行動を言葉を何度も繰り返す症状のことです。緊張型状態でよくみられる症状です。
5→拒絶症とは、他人からの命令や要求に従わず、かえって逆のことを行う傾向をみせる症状のことです。緊張型状態でよくみられる症状です。
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02
1.躁気分の躁的な状態はみられません。
2.知能低下とは関係ありません。
3.せん妄は、幻覚や錯覚がみられる意識障害です。
4.常同症とは、反復的で異常な頻度の目的志向のない運動です。
5.拒絶症は、指示、刺激に対して反対します。
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