精神保健福祉士の過去問
第22回(令和元年度)
精神疾患とその治療 問90

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問題

第22回(令和元年度) 精神保健福祉士国家試験 精神疾患とその治療 問90 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、抗精神病薬の主な副作用として、適切なものを1つ選びなさい。
  • 健忘
  • 脱抑制
  • 身体依存
  • 反跳性不安
  • 遅発性ジスキネジア

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は5です。

1→抗精神病薬の副作用としては適切ではないです。

2→脱抑制とは、薬物やアルコールといった外的な刺激によって抑制が効かなくなった状態のことです。抗精神病薬の副作用としては適切ではないです。

3→抗精神病薬の副作用としては適切ではないです。

4→反跳性不安は、睡眠薬や抗不安薬の副作用で表れる症状です。

5→ジスキネジアとは、自分の意志に関係なく身体が動いてしまう不随意運動の一種です。抗精神病薬の副作用として表れることがあります。

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02

正解は5です。

1.健忘は代表的な副作用ではありません。

2.睡眠薬や抗不安薬で用いられるベンゾジアゼピン受容体作動薬(ベンゾ系薬剤)は、過量服薬すると脱抑制状態になります。

3.身体依存とは、薬の常用に体が慣れてしまい、急な中断で離脱症状が出てくる症状です。抗不安薬の中には長期間服用して、薬に対する身体依存が形成されます。

4.睡眠薬や抗不安薬の副作用です。

5.口をモグモグさせる、手足が勝手に動くなどの不随意運動です。

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