精神保健福祉士の過去問
第22回(令和元年度)
精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問125

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問題

第22回(令和元年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問125 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち、リファーラルの説明として、適切なものを1つ選びなさい。
  • 患者の支援に役立つ疾病や障害の状況を調べる。
  • 患者やその環境又はその両者に対して働き掛ける。
  • 患者の支援に関する実施状況について見直す。
  • 患者との対等な関係に基づき課題解決に向けて取り組む。
  • 患者の希望する支援に対してサービス提供機関へつなぐ。

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この過去問の解説 (3件)

01

 リファーラル(紹介)とは、相談内容に適している他機関へ紹介することであるため、選択肢5が正解となります。

1.×
 患者の支援に役立つ疾病や障害の状況を調べることは、どの専門職おいても共通する業務であるといえます。

2.×
 患者やその環境又はその両者に対して働き掛けることは、「インターベーション(介入)」です。

3.×
 患者の支援に関する実施状況について見直すことは、「モニタリング(経過観察)」です。

4.×
 患者との対等な関係に基づき課題解決に向けて取り組むことは、精神保健福祉士として常に持っておくべき姿勢です。

5.○
 患者の希望する支援に対してサービス提供機関へつなぐことを「リファーラル」といいます。

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02

正解は5です。
リファーラルは「紹介」という意味の言葉です。
利用者のニーズに合わせて、他機関を紹介するという意味があります。

相談援助の過程に関する問題です。

1→ 患者の支援に役立つ疾病や障害の状況を調べ、今後の援助に役立てていきます。「リファーラル」の説明ではありません。

2→患者や環境に働きかけていくことを「インターベンション」といいます。

3→実施状況について見直すのは「モニタリング」です。

4→患者との対等な関係に基づき課題解決に向けて取り組むことは、ワーカーの基本的姿勢といえます。「リファーラル」の説明ではありません。

5→患者の希望する支援に対してサービス提供機関へつなぐことを「リファーラル」といいます。

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03

正解は、 です。

1 リファーラルの説明ではありませんが、精神保健福祉士としては疾病や障害の状況から利用できる制度や社会資源を調べることは重要です。

2 記述は「インターベンション(介入)」についてです。

3 記述は「モニタリング」についてです。支援を実施してみた結果を評価し見直していくことは重要です。

4 精神保健福祉士だけではなく、社会福祉士やケアマネジャーなど相談援助職に必要な心構えです。

5 適切です。リファーラルは「紹介」を意味します。患者の意向や状況を伺った上で、適切なサービス提供機関へ繋ぐことは重要です。

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