精神保健福祉士の過去問
第22回(令和元年度)
精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問126
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問題
第22回(令和元年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問126 (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述のうち、精神保健福祉士がコンサルティに対して行うコンサルテーションとして、適切なものを1つ選びなさい。
- 組織内の運営方針について説明する。
- 勤務態度などの職務を管理する。
- クライエントの自宅に同行して、クライエントと面談する。
- クライエントの社会環境を理解するためのエコマップを提示する。
- アドバイスに従ってクライエントを支援するように指導する。
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この過去問の解説 (3件)
01
提供する側をコンサルタント、提供を受ける側をコンサルティーといいます。
1.×
組織内の運営方針について説明することではありません。
2.×
勤務形態などの職務を管理することではありません。
3.×
クライエントの自宅に同行して、クライエントと面談することではありません。
4.○
クライエントの社会環境を理解するためのエコマップを提示することを「コンサルテーション」といいます。
5.×
アドバイスに従ってクライエントを支援するように指導することではありません。
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02
正解は、4 です。
コンサルテーションは、例えば高齢者を支援する介護支援専門員が利用者支援の過程で精神保健福祉士など別の分野の専門職にアドバイスを求めることを言います。アドバイスを求める側をコンサルティ、アドバイスする側をコンサルタントと呼びます。
1 組織内の説明をしているだけですので、不適切です。
2 職務管理は、コンサルテーションではありません。
3 同行して面談をするだけでは、コンサルテーションとは言えません。
4 エコマップを提示することは専門的な助言をしていると捉えることができますので、適切です。
5 コンサルテーションは助言や相談であることがポイントであり、アドバイス通りに支援するよう指導することではありません。
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03
コンサルティとは援助を受けるもののことをいいます。(仕事上の問題に関してコンサルタントの援助を必要としているもの)
コンサルテーションとはコンサルティが専門的領域などについて、それに詳しい専門家(コンサルタント)に相談することです。
コンサルテーションの内容に「専門的な内容」が含まれているかがポイントです。
1→コンサルティに行う対応として適切ではないです。
2→コンサルティに行う対応として適切ではないです。
3→コンサルティに行う対応として適切ではないです。
4→「社会環境を理解」するために、エコマップを提示することはコンサルテーションとして適切といえます。
5→コンサルティに行う対応として適切ではないです。
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