精神保健福祉士の過去問
第23回(令和2年度)
精神疾患とその治療 問84
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問題
第23回(令和2年度) 精神保健福祉士国家試験 精神疾患とその治療 問84 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、摂食、体温、情動の調節に関わっている中枢神経の部位として、正しいものを1つ選びなさい。
- 橋
- 中脳
- 小脳
- 視床
- 視床下部
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この過去問の解説 (3件)
01
1、不適切です。「橋」は脳幹の一部であり、顔の筋肉を動かしたり眼球を動かすなどの神経を司っています。
2、不適切です。「中脳」は視覚や聴覚、眼球運動を司っています。
3、不適切です。「小脳」は体の平衡感覚を維持し、運動機能を維持する役割を担っています。
4、不適切です。「視床」は嗅覚以外の感覚の情報を大脳皮質に伝える中継地点の役割を担っています。
5、適切な内容です。
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02
正解は、 5 です。
脳は、大脳、間脳、小脳、脳幹からなっています。大脳は、前頭葉、側頭葉、頭頂葉、後頭葉があります。脳幹は、延髄、橋、中脳からなっています。設問の中枢神経の部位として自律神経の機能をもっているのは、間脳の一部にある視床下部になります。
1.✖
橋は自律神経の機能を持っていません。
2.✖
中脳は自律神経の機能を持っていません。
3.✖
小脳は自律神経の機能を持っていません。
4.✖
視床は全身の感覚をほかの脳神経につないでいく役割を持っていますが、自律神経の機能はありません。
5.〇
視床下部は摂食、体温、情動の調節などの自律神経の機能を持っています。
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03
正解は、5 です。
1 不適切です。「橋」は、顔の筋肉や味覚、眼球運動の役割を担っています。
2 不適切です。「中脳」は、視覚、聴覚、眼球運動の役割を担っています。
3 不適切です。「小脳」は、平衡感覚や滑らかな運動をする役割を担っています。
4 不適切です。「視床」は、嗅覚以外の感覚神経の情報を認識し、大脳皮質に伝える中継地点の役割を担っています。
5 適切です。
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