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精神保健福祉士の過去問 第23回(令和2年度) 精神疾患とその治療 問90

問題

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次のうち、森田療法で用いられる理論や技法として、正しいものを1つ選びなさい。
   1 .
転移
   2 .
絶対臥褥(がじょく)
   3 .
フラッディング
   4 .
古典的条件づけ
   5 .
カタルシス効果
( 第23回(令和2年度) 精神保健福祉士国家試験 精神疾患とその治療 問90 )
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この過去問の解説 (3件)

16

1、不適切です。「転移」とは、過去に患者が自分にとって重要な人(親など)に対して持っていた抑圧された感情を、治療者に対して重ねる事を言います。転移は「精神分析療法」で活用されるものであり、森田療法では使用されません。

2、適切な内容です。「絶対臥褥」とは、食事や排泄など最低限の事以外は臥床した状態で過ごす事を言います。それにより自分自身の症状や感情と向き合う事ができ、退屈から逃れるために行動したいという気持ちに繋がります。

3、不適切です。「フラッディング」とは、クライエントにとって最も恐怖を感じる状況を意図的にクライエントに体験させる事で、実際には恐怖となる体験が何も起こらないという事を実感させる事を言います。フラッディングは「行動療法」に用いられる方法であり、森田療法では使用されません。

4、不適切です。「古典的条件づけ」は行動療法の一つであり、パブロフが行った、メトロノームの音を鳴らした後に餌を与えるといった行動を繰り返し行い、それを学習した犬がメトロノームの音を鳴らしただけで唾液を分泌するようになったという実験が例としては有名です。

5、不適切です。「カタルシス効果」とはクライエントの心の中にある葛藤や感情を発散する事で、その症状や問題行動などの消失をはかる事を言います。精神分析療法に用いられるものであり、森田療法では活用されません。

付箋メモを残すことが出来ます。
4

正解は、 です。

1 不適切です。「転移」は、精神分析療法の一つです。

2 適切です。絶対臥褥期→軽作業期→重作業期→社会への復帰で構成されています。

3 不適切です。「フラッディング」は、行動療法の一つです。

4 不適切です。「古典的条件づけ」は、行動療法に活用されています。

5 不適切です。「カタルシス効果」は、衝動や欲求を何らかの形で表現することを通して心理的に安定することです。森田療法では用いられません。

4

正解は、 2 です。

1.✕

転移は、精神分析療法です。

2.〇

絶対臥褥(ぜったいがじょく)は、森田療法です。自分に向き合うことで心身の活動する気持ちを高めます。臥褥(がじょく)期と作業期を中心とする治療技法です。

3.✕

フラッディングは、暴露療法とも言われます。行動療法のなかの一つの技法です。

4.✕

古典的条件付けは、行動療法や認知行動療法の基盤となった学習理論です。

5.✕

不安などを言葉などで表現することで、感情の発散をする方法です。森田療法ではありません。

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