精神保健福祉士の過去問 第23回(令和2年度) 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問126
この過去問の解説 (3件)
正解は、 2 です。
1.適切ではありません。
「言い換え」の説明です。
2.適切です。
「直面化」の説明です。クライエントが話す内容と感情や身振りなどの違いや矛盾した点から、クライエント自身にある葛藤状態に直面させることで問題を明確にする方法を言います。
3.適切ではありません。
「明確化」の説明です。
4.適切ではありません。
「閉じられた質問」の説明です。「はい」「いいえ」の2択や一言でこたえられる質問方法です。
5.適切ではありません。
「リフレーミング」の説明です。否定的な見方を、肯定的な見方に変えて意味を変化させてみる方法です。
1、不適切です。選択肢の内容は「言い換え」の説明となっています。
2、適切な内容です。直面化はクライエントが話す内容の矛盾点をあえて指摘する事で、クライエント自身の問題点を明確にし、気づかせる効果が得られます。
3、不適切です。選択肢の内容は「明確化」の説明となっています。クライエントが言葉にできない思いをソーシャルワーカーが汲み取り、それを言語化してクライエントに伝える事で、課題が明確化されていないクライエント自身の考えをまとめる事に繋がります。
4、不適切です。選択肢の内容は「閉ざされた質問(クローズドクエスチョン)」の説明となっています。感情を言葉でうまく表出できないクライエントに対して、ソーシャルワーカーが「はい」「いいえ」で答える事が出来る質問を投げかける事で感情を引き出す事に繋がります。
5、不適切です。選択肢の内容は「リフレーミング」の内容です。ネガティブに感じる内容を異なる側面から違う視点から見る事で、同じ物事をポジティブに捉えられるよう働きかける事を指します。
正解は、2 です。
1 記述は「言い換え」についてです。
2 適切です。
3 記述は「明確化」についてです。
4 記述は「閉じられた質問(クローズド・クエスチョン)」についてです。「はい」「いいえ」など、単純に答えることができる質問のことです。
5 記述は「リフレーミング」についてです。
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