精神保健福祉士の過去問
第23回(令和2年度)
精神障害者の生活支援システム 問157
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問題
第23回(令和2年度) 精神保健福祉士国家試験 精神障害者の生活支援システム 問157 (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述のうち、「障害者雇用促進法」に基づく職場適応援助者(ジョブコーチ)に関する説明として、適切なものを2つ選びなさい。
(注)「障害者雇用促進法」とは、「障害者の雇用の促進等に関する法律」のことである。
(注)「障害者雇用促進法」とは、「障害者の雇用の促進等に関する法律」のことである。
- 職業リハビリテーションに関して研究する。
- 円滑な就職と職場適応ができるよう、障害者と事業所の双方を支援する。
- 就業面の支援に併せて、体調や生活のリズムの管理に関する支援を行う。
- 対象となる障害者が、正式に就職してから支援を開始する。
- 障害者雇用率未達成の事業主に対して指導する。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は、 2 と 3 です。
1.適切ではありません。
職業リハビリテーションに関しての研究は、障害者雇用促進法では、障害者職業総合センターの業務とされています。
2.適切です。
職業適応援助者(ジョブコーチ)の業務は、障害者本人に対する職務の遂行や職場内のコミュニケーション等に関する支援だけでなく、事業主に対しても障害特性に配慮した雇用管理等に関する支援を行います。
3.適切です。
職業適応援助者(ジョブコーチ)の業務の中には、「就業面の支援に併せて、体調や生活のリズムの管理に関する支援」も行います。
4.適切ではありません。
職業適応援助者(ジョブコーチ)の支援開始時期は、就職前から行うこともあります。
5.適切ではありません。
「障害者雇用率未達成の事業主に対して指導する」のは、ハローワーク(公共職業安定所)が行います。そのため、職業適応援助者(ジョブコーチ)が行うものではありません。
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02
正解は、2・3 です。
1 不適切です。障害者雇用促進法において、職業リハビリテーションに関する研究は障害者職業総合センターの業務とされています。
2 適切です。ジョブコーチは、事業所に出向き障害者・事業所双方に対して必要な支援を行います。
3 適切です。継続して仕事ができるためには、当事者の体調・生活リズムの管理は重要です。ジョブコーチには、そのような支援も行うことが求められます。
4 不適切です。就職する前の段階から支援を行うこともあります。
5 不適切です。記述の役割を果たすのは、公共職業安定所(ハローワーク)です。
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03
1.×です。職業リハビリテーションに関する研究は、職場適応援助者ではなく障害者職業総合センターの業務として掲げられています。(障害者雇用促進法第20条)
2.○です。障害者の円滑な就職及び職場適応を図るため、設問のような取り組みをしていきます。
3.○です。ジョブコーチには、設問に記されている内容をしていきます。
4.×です。雇用の前後を通じて障害特性を踏まえた直接的、専門的な援助を行なっていきます。
5.×です。設問の内容は公共職業安定所長が指導をしていきます。
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